2020/10/26

Vosne Romanee Chaumes 2017 (Berteau-Gerbet)

カテゴリ:Degustation


女性も男性も結婚すれば毎日一緒にいて、いわば運命共同体なわけで、お互いに影響を受けやすいそうである。中でもファッションや味覚は毎日のことでお互いに影響されることは多々あるらしい。ネットで見ていたら、カレーが嫌いだったが旦那がカレー好きでカレーをほぼ毎日作っていたらカレーが好きになったという事を書いている人がいた。

 

閑話休題、この作り手、2013年に颯爽とデビューした時には感動したものだ。Fixinから柔らかくフェミナンなワインを作り上げ、VosneEchezeauxなどは堅くスケールの大きさを感じさせるワインを作り、若いながらに素晴らしい感性を持ったスーパースターだと思ったものだ。だが、どうだろう、それから7年経ち、彼女のワインは今市場でそれ程評価されていないように思う。

 

この17を何本か飲んでみたが、どうも頂けない。村名とはいえ、苟もブルゴーニュ最上のVosne Romaneeの名を冠するワインだ。ある程度の薄さは許容できるが、これはあまりにも薄く、まるでHCNのようだ。酸が突出していて果実のスペクトラムも細い線。深淵なところが何もない。飲み心地はクリーンで良いがとにかく薄い。端的に言うと所謂自然派ワインだ。熟成はしないだろう。

 

この年にパートナー(敢えて名を秘すがまあ、読者諸兄はご存知だろう、そのあのなんとか、フォ何とかだ)と入籍したとかで今までよりも彼の影響を受けたのでと勘ぐってしまう。先のカレーではないが、愛する人が作る自然派ワインを飲んでいるうちに彼女の味覚が変わってしまったのだろうか?今のところこのワイン、彼のワインとは違いクリーンだが彼の路線を突き詰めていけばやがてランビック感のある雑味ワインになるのだろうか。

 

まあ、どうでも良い事だが。






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Last updated  2020/10/26 06:38:04 PM
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