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2019年10月11日
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カテゴリ:ご当地グルメ



鶏の空揚げの「聖地」と呼ばれる中津市で、半世紀近く親しまれている老舗の空揚げ販売店「総本家もり山 三光本店」が爆発事故を乗り越え、12日に本格営業を始める。社長の森山文弘さん(53)は「これまで支えてくれた全ての人への感謝の気持ちを胸にもう一度頑張りたい」と意気込んでいる。

 1970年、養鶏業を営んでいた森山さんの父、韶二しょうじさん(90)が宇佐市の空揚げ店主から味付けを教わり、開業した。味の決め手はニンニクとショウガをベースにした秘伝のタレ。香ばしいにおいと冷めてもおいしい味付けが地域住民に受け、家庭のおかずとして親しまれてきた。

近年は空揚げがご当地グルメとして認知されるようになり、観光客の人気も集めている。昨年2月、東京でフランチャイズ店の営業を担当していた森山さんが帰郷。2代目として店の経営を引き継いだ。

 事故が起きたのは、今年5月11日午前9時20分頃。中津署などによると、開店前に出勤した韶二さんがフライヤーに点火したところ、漏れたガスに引火して爆発したという。鉄骨2階建ての店の外壁や窓が吹き飛んだ。自宅から駆けつけた森山さんは「調理場もめちゃめちゃになっていた」と振り返る。

 自宅そばの工場で作る秘伝のタレが被災しなかったことから、森山さんは店の再建を決意。後片付けや改修工事に取りかかった。調理器具を買い替え、店内の一角で7月から規模を縮小して仮営業を始めた。

 再開までに最も苦心したのが油づくり。タレに漬けた鶏肉を揚げるとタレの風味が油にしみ込み、新しい油をつぎ足すことで空揚げのおいしさに深みが増す。6月末から10日間、空揚げを作り続け、被災前の油を再現。できあがった約100キロ分は近所の人に配った。

 一方、頭や両手などに大やけどを負った韶二さんは皮膚の移植手術を受け、3か月に及ぶ入院生活を余儀なくされた。8月上旬に退院したが、脚の筋力が衰えるなどしたため、店に立つことはできない。

 現在はリハビリを兼ね、妻の俊子さん(87)と自宅そばの作業場で秘伝のタレに使うニンニクの選別作業に取り組んでいる。「早く元気になって店を見に行くのが楽しみ」と話す。

 「『大変だったね』と声をかけてくれる常連さんに元気づけられた」と森山さん。12日は笑顔で来店客を迎えるつもりだ。(河村輝樹)









 






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最終更新日  2019年10月11日 16時05分13秒
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