|
テーマ:ご当地グルメ(4500)
カテゴリ:ご当地グルメ
十月に開館した双葉町産業交流センター内の飲食店「せんだん亭」店主の浅見公紀さん(45)は「食を通して被災地の復興に貢献したい」と意気込んでいる。東日本大震災発生後に双葉郡を代表するご当地グルメ「なみえ焼そば」に関わり、住民と共に歩んできた。 震災翌年に浪江焼麺太国(やきそばたいこく)の事務局長に就任。全国のイベントに参加し、なみえ焼そばと浪江町の復興をPRしてきた。二〇一三(平成二十五)年には、愛知県で開催されたご当地グルメの祭典「B-1グランプリ」で日本一に導いた。 二〇一六年十月から今年九月まで浪江町の仮設商店街で、なみえ焼そばを提供していた。産業交流センター開館に当たり、関係者から出店を打診された。 注文が入るたびに心を込めてコテを振るい、料理を仕上げる。立ち上る湯気とソースの香りが食欲を誘う。「味は他に負けない」と胸を張る。産業交流センター近くに開館した東日本大震災・原子力災害伝承館の来館者らが連日詰め掛けている。なみえ焼そばの他にも「かほく冷たい肉中華」を提供している。 浅見さんは「おかげさまで順調なスタートを切れた。おいしい料理を提供し、みんなを笑顔にしたい」と張り切っている。 営業時間は午前十時半から午後三時まで。ただし、材料がなくなり次第終了する。不定休。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年10月27日 08時38分36秒
コメント(0) | コメントを書く
[ご当地グルメ] カテゴリの最新記事
|