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テーマ:ご当地グルメ(4529)
カテゴリ:ご当地グルメ
【日本の美味探訪】心に残る愛媛県のご当地グルメ3選 tabizine 北から南まで全国47都道府県、日本には各土地の気候や文化に根付いたおいしいものがたくさんあります。この土地では何がおいしいの?ご自慢の郷土食は?旅に出たら、あなたの住んでいるエリアでは味わうことができない未知の美味を味わいたいですよね。あなたの旅がより楽しいものになるように、全国47都道府県各々のご当地グルメを3つセレクトしてみました。今回は愛媛県です。 愛媛県のおいしいものとは? 温暖な気候で、瀬戸内海の幸に恵まれた愛媛県。東京に比べて物価が安く治安が良いため、住民の満足度が高いといわれます。日本書紀にも登場する道後温泉は、「女子旅の聖地」と名高い人気温泉地。日本一の生産量を誇る鯛、陽光をいっぱい受けて育ったみかん、全国にブームを巻き起こした塩パンなど、惹きつけられる食がそろっています。 愛媛県グルメはたくさんありますが、あなたがおさえておくべき美味とは。今回は宇和島市のグルメにスポットを当てて、ご紹介します。 宇和島市 「宇和島鯛めし」とびきり贅沢な卵かけごはん 新鮮な鯛がご自慢の愛媛県では「鯛めし」が有名ですが、異なった2種類の鯛めしがあります。ひとつは、今治市(東予)や松山市北条(中予)の鯛を丸ごと一匹炊き込んだ鯛めし。 今回ご紹介する宇和島市(南予)の鯛めしは、生卵の入った醤油だれの中に、鯛の刺身と海藻、薬味(ねぎ、ごま、もみ海苔など)を入れ、あたたかいご飯の上にかけて食べる贅沢な卵かけごはん。 鯛の新鮮さを活かした宇和島市独特の食べ方は、シンプルさが良い食材を引き立てることを証明してくれます。農林水産省の郷土料理百選にも選出。 ■鯛めしの作り方 宇和島市 https://www.city.uwajima.ehime.jp/uploaded/attachment/5315.jpg <宇和島鯛めしのお召し上がり方> 一、生たまごの入った醤油ダレをよくかきまぜる。 二、醤油ダレの中に鯛の刺身と海藻、薬味を入れる。 三、あたたかいごはんをお茶碗に盛る。 四、醤油ダレから鯛の刺身などの具をとりだし、ごはんの上にのせる。 五、その上から、醤油ダレを加減しながらトロトロとかける。 六、最後にきざみ海苔を盛りつける。 宇和島鯛めしのお召し上がり方 宇和島 鯛めし協同組合 宇和島市 「六宝」旬の地魚をたれに漬け込んだ漁師飯 旬の地魚を醤油やみりん、料理酒などのたれに漬け込んだ、宇和島の津島地域の漁師飯「六宝(ろっぽう)」。六宝とは、魚、醤油、みりん、酒、ごま、生卵の6つの材料を意味するそうです。やや甘めのタレに漬け込まれた、旬の地魚(ハマチ、鯵、いかなど)は白米によく合い、お代わりが止まらなくなります。食べる時にたれに刺身をくぐらせる「宇和島鯛めし」と違い、最低でもたれに15分以上漬け込むので、魚にしっかり味が染み込んでいます。いわゆる漬け丼と解釈するとわかりやすいかもしれませんね。 宇和島市 「さつま」さらりとしているのに、忘れられない味 焼き魚と麦味噌をすり合わせた汁を、麦飯にぶっかけた「さつま」。青紫蘇やきゅうり、ねぎ、ごま、みかんの皮を刻んだものなど、お好みの薬味を添えてどうぞ。焼き魚は基本的には白身魚を使用、鯛で作ってもおいしいそうです。宮崎県の「冷や汁」とよく似ていますが、さつまは麦味噌や名産の鯛などを使うところがポイント。さらりとしているのに、濃厚な魚の出汁がおいしくて、忘れられなくなる味です。 宇和島市、八幡浜市など 「じゃこ天」天下一と名高い味 上記のご飯もの(宇和島鯛めし、六宝、さつま)のお供に添えたい「じゃこ天」。愛媛県の宇和海で獲れる新鮮な小魚(ホタルジャコや小アジなど)を骨ごとすり身にして揚げた、宇和島の郷土料理です。「宇和島のじゃこ天は天下一」といわれ、小魚のうまみがぎゅっと凝縮された濃厚な味。網やフライパンで軽く炙り、好みで大根おろしやすだち、醤油を添えていただきます。各店では揚げたてを販売しているので、ファストフード感覚で、その場でぱくりと食べるのが一番おいしい食べ方。 今回は、愛媛県のご当地グルメの一部をご紹介しました。ご当地グルメには、各地の名産や文化が詰まっています。ぜひ、旅の思い出に味わってください。通販で取り寄せできるお店もありますから、ご自宅で楽しむのも良いかもしれませんね。 注意:2021年5月現在の情報になりますので、店内での飲食ほか詳細につきましては、直接店舗へお問い合わせください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年05月13日 08時32分37秒
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