2008/11/08(土)19:54
底力。
誰もが底力を持ってる。
しかし、自分の底力を知っている人は少ない。
底力ってどんな力だろう。
底にある力っていうくらいだ、底にあって、普段は使わない力。
例えば、火事になったときにとっさに出ると言われる火事場の馬鹿力。
これなんて、まさしく底力の代表だよね。
火事っていう大事に直面して、体の奥底に眠っていた自分の底力を出すと、普段では出ないようなパワーを出すことができるんだよね。
もし、底力を毎日のように出せるようにコントロールできたらすごいことだと思わない?
そこで火事場の馬鹿力を基に、少し考えてみよう。
火事のあった時の状況を考えてみる。
まずは、焦りという気持ちだろう。
それから、どうにかしなければという気持ちに駆られる。
そして、視界に入ったとにかく大事なものを避難させようと考えるわけだ。
それが重いだとか軽いだとか関係ない。
とにかく運び出そうとする。
それを運び出したからどうなるということすら考えていない。
とにかく運び出すことに命を懸けるわけだ。
その間も火の勢いは増していく。
必死だ。
そして、運び出される。
いいじゃん?
つまりこういうことだ。
無心というより、それを何としてでも運び出さねばならないという使命感があって、初めてその力が発揮されるのだ。
違う言い方をすれば、火への恐怖感をその間だけ越えるわけだ。
みんな、本番への恐怖感は募る一方だろう。
でもね、それはみんな同じことだ。
どんな人がその恐怖を乗り越える人なのか、それは何としてでも合格するという使命があるからだ。
合格しなければならない理由があるからだ。
その理由とは何か?
それは、合格することをすでに決めているからだよ。
なんとしてでも、キミは合格しなければならないのだ。
底力を出せ。
キミに眠る底力を、目覚めさせろ。
それがキミをここぞという時に最強の力をくれるはずだから。
今日も、最後まで頑張ろうね。