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2006/03/24(金)16:53

祖父が他界しました。

人生のヒント(1447)

こんにちは。日記、更新できなくてすみません。山形県に住んでいる母方の祖父が他界しました。3月21日と言う日を選んで亡くなったのかなあと思います。3月21日は春分の日。親戚一同が一回忌、三回忌、七回忌と集まれるように祖父が考えて旅立ったのかもしれません。祖父は山形で農業高校の先生を30年勤め、その後書道の先生として20年近く指導をしてきました。無口なのですが、優しいおじいちゃんでした。小学生時代に山形に遊びに行くと川に鮎釣りに連れて行ってくれたのを今でも鮮明に覚えています。御通夜では大丈夫だったのですが、告別式で書道を教えてた生徒の弔辞のときにおじいちゃんの人柄が出ていたので泣くのを我慢することができませんでした。 弔辞「先生は教え子みんなに優しく、ときには厳しく指導してくれました。私が書道の検定の前には遅くまで指導してくださり、私が先生と同じ五段に受かり報告すると自分のことのように喜んでくれました。先生の意志を引き継ぎ、書道の指導にあたっていく所存です。先生、本当にありがとうございました。」 私の祖父は本当に優しく、躾には厳しかったです。小学生、中学生にも書道を自宅で教えていましたが、いつも田舎に遊びに行くと玄関先の子供たちの靴がぴしーっとそろっていました。生徒さんみなさんから慕われ「先生、先生」と言われていました。 祖父が書いた書の中で私が好きな言葉があります。 「実るほど頭を垂れる稲穂かな」 「我以外は皆師なり」 「人の幸せを心から喜べる広い心の持ち主に私はなりたい」 こういう祖父でした。この祖父の意志を私も引き継いでいきたいです。本当におじいちゃん、今までありがとう!!心から感謝しています!!

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