2014/09/27(土)09:12
人工甘味料で糖尿病リスク増加
昔の人は”砂糖”が貴重だったからでしょうか、
70~80歳くらいの人は、
料理に”砂糖”を沢山入れことが愛情の証のような感じで、
沢山使う人が多いように感じます。
今は”砂糖”の代わりに、
さかんに人工甘味料が使われる時代になりました。
人工甘味料は、
少ない量で甘さが十分に得られ、しかも低カロリーであることから、
「カロリーオフ」「ノンカロリー」の表示のある飲料に使われてますね。
そのため、太らないというイメージが先行し、
人工甘味料が砂糖より健康に良いと思っている人もいるようです。
人工甘味料の代表は「アスパルテーム」「スクラロース」「アセスルファムカリウム」など。
主に、清涼飲料水・菓子・漬物などに利用されています。
また”2型糖尿病”や、
糖尿病の前段階に当たる「耐糖能障害」と呼ばれる状態の患者に対して、
人工甘味料を推奨する専門家もいます。
人工甘味料の分子は、舌に甘い味覚を残した後、
体内に吸収されることなく腸管を通過。
これが、砂糖とは違い、
カロリー量が無視できる程度(あるいはゼロ)になる理由とされています。
さて一般的には
「健康的なイメージ」のある人工甘味料が、
実際には糖尿病のリスクを高めている可能性があるとする研究論文が
英科学誌ネイチャー(Nature)に発表されました。
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複数のマウスと少人数の人間に対して実験を行った結果、
人工甘味料が腸内細菌の増殖と機能を阻害し、
実は耐糖能障害を促進していることが分かったという。
研究チームは、広く使用されている
3種類の人工甘味料(アスパルテーム、スクラロース、サッカリン)を選び、
人間の推奨最大摂取量をマウスの体の大きさに合わせて換算、
飲み水に混ぜてマウスに与えた。
その結果、人工甘味料を与えられたマウスには”耐糖能障害”がみられたが、
ただの水や砂糖水を摂取したマウスにはみられなかった。
また、
人工甘味料を摂取したマウスとブドウ糖を摂取したマウスの排せつ物を、
腸内細菌を持たないマウスの体内に注入した。
すると、人工甘味料の排せつ物を注入されたマウスの血糖値は急上昇し、
腸内細菌が別のグループと比べ、より活発に栄養分からブドウ糖を搾取する働きを見せた。
チームは次の段階として、研究対象を人間に移した。
普段は人工甘味料を摂取しないボランティア7人に、
米食品医薬品局(FDA)が推奨する
最大摂取量の甘味料を含んだ食事を7日間とってもらった。
結果、マウスと同様に、4人の血糖値は5~7日以内に上昇し、
腸内細菌の構成にも変化が見られたという。
参考引用:
http://www.nature.com/nature/journal/vaop/ncurrent/full/nature13793.html
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人工甘味料の使用法について、
多くの専門家でしっかりと考えていかないといけないですね。
私は人工甘味料は出来るだけ摂らないようにしようと思っているので、
「カロリーオフ」の表示のある飲料は買わないようにしています。
買う前に表示をチェックしているのですが、
今は本当に人工甘味料が多い!!
子ども向けのお菓子でさえ、人工甘味料を使ってるものばかり。
怖いことに、年々、着々と増えています。
最近は老舗の和菓子屋さんも
人工甘味料を使っていたりして、本当にがっかりします。
確かに砂糖に比べたら安いですから、
価格競争も激しい中、
製造メーカーとしては仕方ないのかもしれないですね。
長い歴史の中で
砂糖はずっと昔から食べ続けられてきました。
人工甘味料の歴史はまだまだ浅く、
アスパルテームは1965年に発見されたもの。
まだまだわからない副作用が見つかるかもしれないですね。
◆ 過去の関連ブログ
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ダイエット炭酸飲料で早産
http://plaza.rakuten.co.jp/teruchansup/diary/201009030000/
☆☆☆☆☆☆
メールマガジンやブログを書くときに、
良く過去に自分で書いた文章を検索するんです。
今回は「ダイエット炭酸飲料で早産」の記事を見ていたら、
4年前、私の誕生日に当時2歳だった息子との会話があって、
何だか宝物を見つけたみたいな嬉しい気持ちになりました。
何気ない会話って残っていると記念になるものですね。
さて先日、私のお誕生日のこと。
私がゴスペルの練習から帰宅すると家は留守。
しばらくすると、
駐車場に車を止めているパパより一足先に息子が帰宅。
「どこ行ってたの?」と聞くと、
「お花買いに行ってきた~」と元気に返事。
するとハッとしてから、
「内緒だったんだ。。。」と半べそ状態。
私の方が慌てて「いいよいいよ、聞かなかったことにするから」と、
なんとかなだめることに成功。
ちょっと後からパパが現れ、
2人からお花とカードのプレゼントを貰いました☆
「わぁ!お花!!ありがとう~~♪♪」と
ビックリした演技を盛り込みながら受け取りました(^^)/
まだまだ可愛い6歳児です!!
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