動物たちのその後☆その1虹の橋********************************************************************* 天国の一歩手前に、『虹の橋』と呼ばれる場所がある。 地上にいるだれかと親しくしていた動物は、死ぬとその『虹の橋』へ行く。 そこには、草地や丘がひろがっていて、 動物たちはいっしょになって走ったり遊んだりすることができる。 たっぷりの食べ物と水、そして日の光に恵まれ、 彼らは暖かく、快適に過ごしている。 病気にかかっていたリ歳をとったりしていた動物たちは、 ここに来て健康と活力を取り戻し、 傷ついたり不具になったりした動物たちも、 もとどおりの丈夫な体を取り戻す。 過ぎ去りし日の夢の中でのように。 動物たちは幸せに暮らしているけれど、ひとつだけ不満がある。 それぞれにとって特別なだれかが、 あとに残してきただれかがいないのを 寂しく感じているのだ。 動物たちはいっしょに遊んで時を過ごしている。 しかし、ついにある日、そのうちの一匹が足を止めて遠くに目を向ける。 目はきらきらと輝き、体はたまりかねたように小刻みに震えはじめる。 突然、彼はみんなから離れて、緑の草地を跳ぶように走っていく。 あなたを見つけたのだ。 とうとう出会えたあなたたちは、抱き合って再会を喜びあう。 もはや二度と別れることはない。 喜びのキスがあなたの顔に降りそそぎ、 あなたの両手は愛する友の頭と体をふたたび愛撫する。 そして、あなたは信頼にあふれたその瞳をもう一度のぞきこむ。 あなたの人生から長いあいだ姿を消していたが、 心からは一日たりとも消えたことがないその瞳を。 それから、あなたたちはいっしょに『虹の橋』を渡るのだ。 私のホームページを見て虹の橋のことを教えてくださいました。 |