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生命のあるかぎり・・・・・

生命のあるかぎり・・・・・

認知症日記

2005年

このホームベージを開設してから、約一年が経ちます。みじかな介護のことをこれから書いていこうと思います。母とのかかわりの中では、私との意志疎通が多々あります。それも、現実ですので逃げないで書いていきたいと思います。



3月17日木曜日      認知症が進んでいるのか、同じことを繰り返し話す。聞いているほうも苦痛になってくる。実母でありながら、いつも、お金を盗ったといってくる。今日はこちらの胸の思いを母に話すと、憤慨したらしく、物にあたり、壊してしまう行為があり、こちらは認知症とは言えとても、後味が悪かった。後かたずけをしていて感じたことは、何も言わず黙って聞いてあげたら、こんな危害はなかったのかもしれない。感情の激しさに戸惑いを感じる。こんなことは、いつまで続くのだろうか!?感情の起伏は昔から、激しい人でした。

3月18日金曜日 母は、去年の五月から食事を持ってきてくれない!とみんなに言っているようだ。ヘルパーさんや家人がいる限り食べてないなんてありえない。みんなに、ご飯を食べさせてもらっていないというのです。だから、第三者は信じているらしく私達にご飯食べさせてあげてね!と言われます。どういうことかこちらが憤慨したくなります。


3月19日土曜日
母は誰であろうと自分の感情をぶつける。今日は長男の彼女にいろいろと激しい口調で、つじつまの合わないことを言ったようです。長男の彼女を泣かせてしまうほどだったようです。認知症があるとは言え、腹立たしく感じたことでしょう! どうして母は誰に対しても攻撃的で自分の思いをいうのだろうか!?本人はすっきりしているのだろうけど、言われている人は苦悩になります・・それをいうとまた、逆切れしてしまうことになるのでしょう・・・。母に話すことに躊躇してしまいます。


3月20日日曜日 今日はお彼岸で、母の甥夫婦がお参りにきて愚痴を聞いてもらい少し、気分がやわらいだようだ。ひとりでいて話相手がいないから、不穏状態になるのだろう!と甥はいいます。確かにそうなんです、ゆっくりと話を聞いてやる時間があればよいのだろう。それは、解っていますが・・! 甥夫婦が帰っていったあと、長男のところに来ている友達の車が気になるらしく、長男に大声で抗議にいったようです。 不穏の母を誰も宥めることのできないでいる。弱い老人をどのように、宥め対処したらよいのだろうか・・・!?

3月21日月曜日
母の家から私の家にくるには老人車をついて5分でくる距離にあります。 お彼岸に私がおまつりしていた、おはぎやお菓子を老人車をついて返却してきて、家においてありました。私に対しての、こだわりの抵抗なのかもしれません。そんな気持ちは胸の奥にずっと秘められているのだろうか!?

3月26日土曜日 母は最近、長男の同棲中の彼女に向かって、攻撃的になり、彼女に、自分の愚痴や、ここは、以前は自分の部屋であったのに!とか嫌味を散々いい、彼女はいたたまれなれないのです。田舎では、人の噂をいろいろしているので、母は長男の彼女の同棲のことを指摘を誰かにされて、とても噴慨しているようだ。認知症とはいえ、世間体を気にする性格は変わらない!私が間にたち母を説得するのがよいのだろう!悲しいかな、それを躊躇してしまう。長男の幸せのことを考えると頭が痛くなる問題である。


3月27日日曜日
今日は長男達は、母の言いつけを守り、日曜日にもかかわらず家の庭の草ひきを開始していました。そこへ、母がやってきて、先に長男の部屋にあるタンスをよせてほしい。と言い出しました。長男が今は草ひきをしているからと断わると、母は逆上し長男の彼女の車に小石を投げ出しました。今度は感情が出た長男が母を抱えて家の中に連れていきました。その時長男が手をきつく掴んだようで、母は首と両手首を痛めたようです。それからが大変でした。長男は彼女を気使い、母は不穏状態になり興奮がおさまりませんでした。双方の思いが食い違いこのようになったのでしょう。私は現場を見ていませんでしたが、長男と今後のことを話し合うことになりました。

3月28日月曜日
長男と彼女が今、同棲をしている部屋は前は母が住んでいました。そこに洋服タンスがまだ置いてあります。母の言い分はタンスをよせば少しでも部屋が広くなると思ってよせて!と言ったということでした。本当は長男達が住むことを快く思っていません。長男は彼女のことを大切に思っているので、今のしあわせを維持したいという思いが強くあります。 母の不穏状態はひどく長男達のいない時に部屋を荒らしています。それを指摘するとまた、逆きれする母に手をこまねいてしまいます。自分の感情が高ぶると身内や他人の見境はなくなってしまいます。 長男と話し合いの結果、一度認知症外来を受診することにしました。


3月29日火曜日
今日は、母に病院に行くように言って支度をするように促しました。幸い、長男に暴力をされて両手と首が痛いと言っています。支度は自分でしようという気持ちがありますが、数時間を要しました。機嫌を損ねると病院にいかない!とすぐ言うので気を使います。順調にいき病院に行くことができました。本人は採決もしてもらい納得して次回は、三日後に受診となりました。 母と待っている間に話をしてちいたらケアマネさんにショートステイを勧められているとのことで本人も行ってもいいということだったので、ケアマネさんに尋ねてみました。そしたら今日から四日間はお部屋が空いてるいるのでショートステイを勧めてくれました。母にも尋ねると行ってもよい!と言う返事でした。病院の診察が終わった後、食事をさせて、ショートステイに必要なものを購入し、不足分は後で持ってくることにして、その足でショートステイ先に向かいました。
到着すると母は今日は来るつもりでないから、車から降りないと言いだしました。ケアマネさんの説得により家に目薬と座薬をとりに行ったら来る!になりケアマネさんを車に乗せて自宅へ荷物を取りにに行き四日間のショートステイになりました。 母の対応にはかなりの労力がいると感じた一日でした。

3月30日水曜日
母がショートステイに行ったことを話すと長女と次男は母のことをとても気使います。私より母思いのおばあちやん子です。 私より母を労るのは、私の仕事中ずっと孫のお世話をしてもらってきまたからでしょうか!? 母に会うなりおばあちゃんがここに入ると言わないないよね!?と聞いています。母もそうのよ!と答えています。でも、二人は母がどんなに不穏状態で興奮しても在宅で介護することが母にとってはベストなことだと思っています。在宅で母をみることができないのなら、私の介護はできないからと断言します。母をはじめそれぞれの思いが食い違っているようです。私が母を在宅は介護することが子どもたちの希望のようです。



4月1日金曜日
母は今日の午後よりショートステイから帰宅しました。その帰りに病院で診察を薬をもらいにいった。ショートステイでは知人がいて楽しく過ごしてきたようで母はまた、ショートステイに行きたいと話してくれました。病院の帰りにうどんを食べに行くというので連れていきました。足元が不安定にて、少しの段差も上がるのが大変でした。歩行も手をつないでも、なかなか前に進みません。うどんは熱いなあ~といいながら、すべて食べてしまいました。(*^_^*)


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