カテゴリ:作家
夜はまだ、眠ってる。
優子は眩暈に、落ちてく。 その男の子供を宿すための企みを、そういった、恋や愛や、曖昧なもので塗布するのが嫌になっていた。 この男がいなくなっても、この男の子供が残る。 それがこの男を愛してるということだ。 色恋沙汰はウンザリだ、この男にだかれて、女に生まれてよかったと、そう思いたい。 夜更けのきしむ狭いBEDで19歳の祐介が私の乳房を触りながら、眠りこけている。 西日本の冬の朝は、7時でもまだ夜が明けない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 3, 2005 12:15:25 PM
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