カテゴリ:作家
しかも連休なわけだが
とくに予定もなく とくに問題もなく さりとて 進展もない どこにもでかけないで ひとりの部屋で コーヒーをいれようとして アイスにすることをちょっと考えて あたたかいものにした そうやって 知らん顔で 休日がすぎていくのを眺めている 恋人よ どこに きみは いるの なにを して 夜を迎えてるの ひとりの時間がすきだなんて だれがいったの と 詩をかいてみても いまひとつ シャワーをあびて そんな季節でもなくなりかけてて バスローブで庭にでると あの夏の夜の記憶が かすめて すこしだけなつかしく きみにあいたいと ふと おなじことばかりかんがえている あらいざらしの髪が 肩まで伸びて きってしまおうかと 風にゆれて 思った お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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