[刺繍]の記事一覧 | 恋のような　愛のような

微熱な恋の夢

ほほえんだ　横顔ふせたままの　視線深夜のDISTANCECALL 遠くの高速道路の光の流れゆっくりと溶けていくテーブルのシャーベットブラインドの隙間から夜の風が忍び込む

Jan 9, 2008

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黄昏

夕暮れが　そこにきてるきみは　まだ　こない人影の　かえり道　あわただしくきみは　まだ　こない太陽がゆっくりと沈む

Jan 8, 2008

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午後のキッチン

アールグレイの香りほほえみの　やさしさおだやかな　時間にオーブンの中のクッキーをのぞきこんでそれらを　だれに　感謝しようやわらかい　陽射しがキッチンに　そそいでいるゆうげはトマトピューレでパスタにしようか冷蔵庫の前で思案顔

Dec 11, 2007

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もう森へなんかいかない　２００７

迷い込んだ森の湖沿いの道をあるく生い茂るすすきの高台にNTTの無線基地局が見える少女はそのパネルの鍵を回しているがどうしてもロックがかからないどうしてもロックがかからないその森にはだれもいないその森にだれもいない彼女はその通信施設を再起動したしかしロックがかからないお家にもどれないお家にもどれない秋がきて冬がきて10年がすぎ200年がすぎだれも彼女のことなんかわすれてしまったがあの日と同じ黄色い蝶が飛んでいる

Apr 4, 2007

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旅人

　ぼくたちは　操舵できない　木の葉のような船にのって　ただようように　さまようように　行方を思いわずらわず　たとえば　すべての偶然の必然であるような　たとえば　こころかようことの　いかに永遠な　時の旅人であるような

Mar 2, 2007

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雨の神谷町

レストランで待つ女のイメージ雪深い道をあるくブーツの女のイメージ

Mar 18, 2006

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小春

ちいさき花の咲きほこるひととせになりますように小春の木漏れ日初春にみなさまのさちおおき日々を皆様のますますのご繁栄の日々を　　それぞれにその願いのかないますように　　　　　　小春にて　　山崎貴之（主筆）　　　　　　　　　　　　山崎テル（その友人）

Jan 1, 2006

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朝　霜を　ガラス窓に　見た

朝日のあたる寝室の窓辺の向こう側朝霜の氷の世界の向こう側の今始まったばかりの今日という二度とくることのないあたらしい一日

Dec 17, 2005

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雪あかりの幻想

夜になって雨は雪に変わる外灯の中に雨は白い妖精のまばたき窓の外にちらちらと妖精たちが舞い踊る幻想を見たようなあなたの夏の夜の夢季節はめぐり深まる恋の愛色の暖かな幻をもう一度この身でやつしたい

Dec 5, 2005

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苺ｍａｓｙｕｍａｒｏ

　しろい真綿のようなキスのあとで　あまい苺の香りが　おくちいっぱいにひろがって　ぼくはくらくら　くらくら　したまま　恋の病におちた　きみのキスは　苺味のｍａｓｙｕｍａｒｏ　きみのキスは　ｍａｓｙｕｍａｒｏ味の　白い真綿、そらの真綿　ふう　ねえ　おたんこナースさん　　具合がおかしいんです？　ねえ　これは恋ですか？　　ねえ　それとも愛と言うものですか？　とにかく　いきぐるしいんです　ちょっと　彼女がよっぱで　かえりがおそいと　もう　にどと　あえないような　どっかで　だれかと　チュウデモ　してるんじゃないかと　きがきでは　ありませんのです　いえいえ　あなたは　いちごましゅまろの　たんなる食べすぎです

Nov 29, 2005

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恋しい　恋しい　恋しい

そういえばわかってくれるの？愛してる　愛してる　愛してるそういえば愛してくれるんでしょ？すこしつかれたの恋のかけひきすこしつかれたのあなたの思い愛情ねえあなたどんな女にあいされてきたのどんな女をあいしてきたの？みんなつかれてどこかへきえちゃったんじゃないの？ねえ

Nov 14, 2005

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愛しているといわないで

それは感じさせてそれは言葉にしないでいくつも言葉遊びをしたわけれどいまは愛していると感じるのだから、ただ、愛すわ愛しているといわないで愛されてると感じるから

Nov 12, 2005

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ちぎれ雲

　空は青く　ちぎれれ雲が　とんでいく　あなたのくらすまちに　とんでいく　できるなら　いっしょに　とんでいきたい

Nov 10, 2005

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だれもいない部屋

　深夜のキッチンにいく、　東の空から、　月の光が　斜めに床を照らしている。レイゾウコからミルクと苺を出す。ジューサーが動き出す。階段ですれ違う姉のイメージ。私は一人の部屋でいちごミルクを飲んだ。だれもいない部屋。記憶を辿るといまがいつなのかわからなくなる。日曜日の朝がきても、だれもいない部屋。

Oct 15, 2005

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街の女　ＦＯＸＹＬＡＤＹ

とまったままのカーソルいいんじゃないひっくりかえしちゃえば最後に彼女が言ったつかれてますねえ僕は言葉を失うこのシャツパジャマに見えるでしょう？パジャマには、みえないよだれかにかまってもらいたい夜酔った男としらふな女のＧＡＰな時間の上目使う、ほそきくちびる男は壁にかかった上着を指先でしめす女は壁の上着を男に着せたここでいつか見た風景７年前の夏の風景ふりかえると女はいないもう一度ふりかえるとちがう女がわらっているあなたってしょうもない人ねあなたはそういった目つきで僕を咎めるどうせ彼女のかわりに私を抱くんでしょう？どうせ彼氏のかわりに僕を抱くんでしょう？最後にＨＵＧされた場所と時間とだれだったかを必死に思い出そうとしているすこし痩せたみたいだなあなた酔ってるわそうさ　俺は酔ってる眠っても　起きてもタクシを待っていてもＦＯＸＹＬＡＤＹそのＦＡＫＥな愛に俺を包んでくれそして夜明け前までには俺のＢＥＤから消えててくれ

Oct 10, 2005

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ｙELLOW　ｂATAFLｙ

迷い込んだ森の湖沿いの道をあるく生い茂るすすきの高台にNTTの無線基地局が見える少女はそのパネルの鍵を回しているがどうしてもロックがかからないどうしてもロックがかからないその森にはだれもいないその森にだれもいない彼女はその通信施設を再起動したしかしロックがかからないお家にもどれないお家にもどれない秋がきて冬がきて10年がすぎ200年がすぎだれも彼女のことなんかわすれてしまったがあの日と同じ黄色い蝶が飛んでいる

Oct 7, 2005

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patio

中庭の白いテーブルでレモンを切るセイロンはボーンチャイナにむせかえる香りあなたのいない中庭秋の気配が薄れてくカップにレモンを落とすとその色が檸檬色に染まってくあの夜のわたしたちのように

Oct 6, 2005

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ひとり

コーヒーを淹れるたばこのけむりだれもいない部屋に朝がくる理解されない孤独よ慣れ親しんだわたしの孤独よきみがそばにいるのを感じる寂しげな人々のいきかうブリリアントグレーな風景今日はだれにあう必要もなくやがて　夜が来るどうだい　わたしのいない　PARTYはべつにぼくでなくても　祝宴は続くものさきみの瞳にうつるシャンパン色の風景はさて　どんなもんだいぼくは今夜もこうしてバケツいっぱいの涙をあたらしい詩に醸造してるよよろこびと　かなしみそれらはいったい　どこに　いくんだろうね

Oct 5, 2005

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ねこのうた　5

たかゆきさん　なにしてるのサーバーのうしろでしっぽで　さわさわしてあげるきもちいでしょだあれだ？ねえってばああこんやはおさしみでしょわたし　まぐろしかたべないからねえ　たかゆきわかってるわねさわさわさわねえ　こっちむいてよまぐろしか　たべないのよふわふわふわいつもより　おおくしてあげわしっぽ　の　さきっぽふわふわふわふわふわふわ

Oct 4, 2005

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あなた

一冊の本を読むより一分のあなたの電話のほうが心の栄養になる一着の服を買うより一回のあなたとのデートのほうが心が素敵になる一時の快楽を貪るより一年をあなたの友人であることのほうが心が心地よいあなたがいなくなるなんて想像できないいつまでもこんなわたしを見守っていてほしい

Oct 3, 2005

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Rain Maker

彼は祝福された人神々しい横顔深遠な慈しみを湛えた瞳彼は照らす人深い暗いすべては彼に照らされてやがて輝きを取り戻す彼は輝かず照らすたけ

Oct 3, 2005

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ONE and Only You

your breath brake my mindyour sarrow makes me sadSea brease bring me your feelsSun set Tel me How you love meyou are The one for me My dear you are The Only it comes never beforesoWe are The one and only cause we mind each otherWe are the one and onlycause you remind me baby

Oct 2, 2005

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叶わぬ夢

彼女は叶わぬ夢などないと言う夢破れた私の心にそれは沁み込んでくるきらめく胸が高まる夢が叶うようにあなたはわたしのこと愛してくれているそしてあなたがそこにいてくれることそれ以上の夢が必要ないことそしてあなたがしあわせになることあたらしい夢に向かってあなたと歩いていけることそんな感じにしてくれるあなたに愛されてわたしはそれだけで生まれてきてよかったとすなおにかんじている夕暮れがきてふたりきりあなたがそこにいてくれるそれだけでいい

Sep 23, 2005

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たてがき　の　テスト

┐ れる ┐ 話歩ほ ┐ いん手動　 ┐ ┐ 目白 ┐ が　何をと空を道か好うででを友火人がい少｀ホを見｀いす橋にみ｀見｀待人は混｀ワしタテ └ たスたるのなのたせこちのすみ覗ン歩クル　らケ電 ° あんあどたん｀車きはいピきシの　思ジ車タるてうりがなやで？嫌てｌまｌ玄　いュのク交い人つ｀ふが｀└ いいスし待関　だｌシシ差えがく夜う｀消　だるのょちを　しルｌｌ点るいと更に高防　け ° 胸うで出　たとトはにだてこけ｀速署　ど　元 └ 列る　のかで来出ろいろにそ車の　｀　に　をと　 └ メ｀なたういに消うの前　火　｀　な｀　　モノか ° とねは火言リに　は　焼　しパ　　とｌっど｀└ 必隊っア路　好　け　てｌ　　かトたち考　ずをてで上　き　た　いテ　　色を ° らえ　火追麻｀駐　な　肌　たィ　　々拾　とた　事跡美フ車　の　と　 ° 流　　書っ　も ° 　がすはロし　 └ 　白　　れ　　いた　なし　ある屈ンて　　　い　　の　　ての　くば　るこめト｀　　　肌　　ビ　　あ｀　立ら　かとるシ消　　　の　　ジ　　っ空　ちく　らが姿ｌ火　　　部　　ネ　　てけ　止歩　 ° あ勢ト隊　　　分　　ス　　｀て　まく　　るでをの　　　の　　マ　　そみ　りと　　と掴両出　　　境　　ン　　　　　｀｀　　　　　　　　　　　　　たお日 ┐ 　げ　た抜はで　 ┐ 　 ┐ ろ　 ┐ ┐ ┐ わうにち　で走 ° けす追惇私坂バに気わどあ └ ち｀か　｀り　｀いい之達がスバ配かうな　にキく　今だ　車て付らも登がスにらした　帰ャに　よす　両いいを乗り向停振なての　っンｋ　りと　のるてバりきこがりい └ こ　てデと　幸｀　最 ° しスまっうあ返 └ 　と　箱ィい　福昔　後恭まはしたかりる　　 └ 　ををう　なこ　尾子っ追ょ渋ら｀と　　　　あ買洋　時の　にはたいう滞来人｀　　　　けい品　間辺　座料後越かのる々背　　　　るに雑　をり　る金続し └ 中のが後　　　　とい貨　｀に　 ° 箱のて　によ惇か　　　　｀っの　思住　遅にバ｀　バ └ 之ら　　　　溶た店　いん　れ小スバ　ス　ら十　　　　けのが　出で　て銭がス　は　をメ　　　　て ° あ　すい　きを見停　見　見ｌ　　　　いとっ　目た　た入えに　え　てト　　　　てって　つと　惇れる止　た　いル　　　　べてね　き話　之て ° ま　 ° 　た程　　　　とも｀　にし　はい後っ　　　 ° 離　　　　べ暑あ　なた　隣る続た　　　　れ　　　　とくる　っ ° 　に惇の ° 　　　　た　　　　だて夏　た寂　座之バ渋　　　　と　　　　っ｀の　 ° し　っをス滞　　　　こ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　か ┐ と ┐ 　　っそ子と ┐ ┐ ┐ ┐ ┐ ┐ ┐ こ惇　っそ言十　不ちしが｀わそバ大気えどろ之麻たれっ七　意ゃて先三たうス丈分 └ うのは美のはた歳　にっ今に枚しでに夫が　か麻そはにお ° に　｀て度気ぐねも弱 └ わ　し美のべ └ め　な　考｀は持ら｀ない　る　たの箱と　で　っ　えもわちいといの　い　の表をべ　と　た　込どた悪用て｀└ 　の　 └ 情前と　う　ば　んすしく意も子　　 └ 　　をにの　 ° 　か　だのがなす弱供　　　　　思しと　も　り　後を気っるくの　　　　　いてこ　う　で　｀こ持ちのて頃　　　　　浮困ろ　少　す　麻らちゃ｀ねは　　　　　か惑に　し　 └ 　美え悪っビ｀普　　　　　べげニ　早　　　はるくてニ学通　　　　　たなュ　く　　　｀のな｀ｌ校に　　　　　 ° ｀ア　言　　　よ └ っわルな弱　　　　　　今ン　っ　　　そ　たた袋んか　　　　　　よス　て　　　を　時し ° かっ　　　　　　りを　く　　　向　はのででた　　　　　　もこ　れ　　　い　｀袋も旅 └ 　　　　　　少め　た　　　た　袋あね行　　　　　　　女て　ら　　　ま　なげ｀に　　　　　　　だ言　｀　　　ま　くる隣行　　　　　　　っっ　よ　　　で　なののく　　　　　　　たた　　　　　｀　　｀　　　　　　　　　　 ° 　　　　　　　　　　貧ななた　 ┐ ┐ ┐ ┐ ┐ 　　　　　　　　　　しくい ° 惇そ君そ誕何　　　　　　　　　　い｀視そ之うはん生を　　　　　　　　　　誕惇線れので十な日 └ 　　　　　　　　　　生之をは声す六 └ の　　　　　　　　貴　　日が｀親が └ 歳　こ　　　　　　　　之　　を追麻し聞　だ　と　　　　　　　　　　　思い美みき　っ　｀　　　　　　　　　　　っ詰にを取　た　贈　　　　　　　　　　　ため向感れ　の　物　　　　　　　　　　　 ° らけじな　 └ 　を　　　　　　　　　　　　れてさい　　　用　　　　　　　　　　　　ていせと　　　意　　　　　　　　　　　　いるる｀　　　し　　　　　　　　　　　　くが ° 麻　　　た　　　　　　　　　　　　 ° ｀ど美　　　の　　　　　　　　　　　　惇恭うは　　　に　　　　　　　　　　　　之子思顔　　　 └ 　　　　　　　　　　　　らはわを　　　　　　　　　　　　　　　　の動れ惇　　　　　　　　　　　　　　　　さじる之　　　　　　　　　　　　　　　　さるかに　　　　　　　　　　　　　　　　や様分近　　　　　　　　　　　　　　　　か子か付　　　　　　　　　　　　　　　　でもらけ　　　　　　　　　　　　　　　　｀　　　　　　　　

Sep 22, 2005

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朝陽をあびながら

体を目覚めさせる強い朝陽のなかでみなぎるようなあたらしい一日がしずかに始まってだれもいないなにもないただそこにあるのはオーストラリアの自然のおだやかな美しさのあるいは毅然とした強さのそういった朝陽をあびながら今日という二度とこない日の始まりのかけがえのない時間をたいせつにすごすことをさあはじめようさあやてみよう

Sep 21, 2005

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岸辺の午後

　無性に海がみたくなる時がある。　曇り空の切れ目から、薄日がさして、その埠頭の先にあるちいさな町の、海が輝いている。湾曲した道を曲がりきると、一面の海の広がりが、一縷の太陽の光を一面に浴びて、幾千万のダイヤモンドを散りばめた絨毯のように見えた。　防波堤の階段をおりて、浜辺を歩いた。　海は意外なひろさで、そこにあった。　人はなぜ海を見に来るのだろう。　あるひとはわすれるため。　あるひとは思い出すため。　海のむこうにいきたくなるのだろうか。　ふと　港のほうからから、巨大な海外向け輸出車の輸送船が姿をあらわした。　ゆっくりに見えたその速度は、彼女の前を過ぎるとき、想像をこえた速さだった。あっけにとられていると、ビルのような巨大な彼女のヒップは、岬の影に消えて、見えなくなった。　あの船はどこにいくのだろう？　むしろそういった思考は、彼女自身にむかっていた。わたしはどこからきてどこにいくのだろう。　海をながめながら、彼女はとりとめもない日常の、繰り返しのなかの、時間の、澱んでいて、流れていくさまの、いやな感じを、忘れようとしていることに疲れていた。　

Sep 20, 2005

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恋の夢が叶うとき

薄紫の霞のおぼろげな景色の中でわたしの夢あなたの夢ふたりの夢がひらひらとはらはらとうつつになっていくうつつになっていく

Sep 20, 2005

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いくひと　くるひと

BLOGしてるとさあいろいろあるよねやっぱさああきるってのあるからたくさんきててくれててもこなくなちゃったりするとなんかひっかかるよねそばくにさみしかったりしばらくするとさあたらしいおともだちができてさなんか存在してていいのかなってなんとなくほっとすることもあるかきこみがないとなんかさみしくてさなんかいけないことでもかいたのかななんてすこし反省したりしてるひとのBLOGをみるとなんか勇気がでるのは素敵なんかひくやつはひくよねでさ僕はねえビタミンみたいなやつにしたいときとビターな感じのやつをかいてしまうときが　あるのだけれど僕はねえなんか　ここがないと気のぬけたビールのような毎日にうずもれてく感じがしてすこしこわくなるんだねえ今日もみてくれてほんとにありがと最後のひとりになるまでいろんなうつりゆくよしなしことをかいていきたいと感じてるなんかかかなくなったら僕じゃなくなるような気がするのさながばなししちゃったねじゃ　またね　　　　　

Sep 19, 2005

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月に吼える狼になりたいっ

手をつないで、あるいたふたりの、思いは同じ帰りたくない、帰れない、帰らなくちゃ会えば、別れが、きついのも、わかっちゃいるのにねえばんごはん、いっしょに、たべようよねえ食後のおちゃも、デザートも、ねえ肩揉んでよまどのそと月がみてるよふたり、チュウをしてあなた、様子がへんそらに向かって月に吼える狼になりたいっそらに向かって月に吼える狼になりたいっ彼が、こわれてわたしも、こわれていっそ、このまま時計も、こわしちゃおう時計も、こわしちゃおう

Sep 17, 2005

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DAYMOONLIGHT

あなたは　真昼の月　だれも　それに気づかない廃墟のような輝かしい日々の神々しい残滓のそこはかとなくただ　そこにいるあなたは　真昼の月だれも　それを　見ないやがて太陽が西に傾きおぼろげだったあなたはおそろしい美しさで輝きだすあの太陽の光にてらされてあなたは輝きだす

Sep 16, 2005

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詩を書く

詩を書く誰もいない詩を書く誰も読まない詩を書くあなたには理解できない詩を書く息をする詩を書く印税に思いをはせる詩を書く詩にならない詩を書く詩がかけない詩を書く詩にならない詩を書く夢を描く詩を書くいまあなたのこと考えてるわたしがいる

Sep 15, 2005

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詩人の詩

自分のために詩をかいたことのない詩人がだれかに詩をかいてもらった。冬近い夕暮れ時の路地でその詩人は振り返ることを辞める。そこにはなにもないから怨念と執着と慙愧と常軌を逸した情熱が詩人を支えていた無限の開ループが掴んでいたタスクを落としたやがてそこには穏やかな時間の流れがあった黄昏に山道を歩く夜がくる前に山寺に着かないと恐ろしいことになる道に迷ったそれは正しい道に迷っていることそれに気がついていないそれが迷い詩人ははじめて詩を書いてもらった彼女は詩人を愛した愛したが恋ではない家族のように兄妹のように仲間のように詩人がはじめて愛された見返りを求められない絶え間なく愛されるだけの愛に戸惑いが消えるとき再び何かを信じはじめた

Sep 13, 2005

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ナイトクルージングス

夜の海ヨットは音もなくあなたの吐息レザーのベッドスクリュードライバーあけたままの窓から遠い汽笛をきいてあなたはのみほしたきしむ船体うねる体夜の虹がきらきらとまばたく時間のおわりない満ち潮の繰り返す波頭のしろの充溢ポアゾンをふりまいてあなたはわたしを見る生き残る時間ながらえる時間奇跡という愛の時間

Sep 12, 2005

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だれかだきしめてくれ

なにもきかないでただ、今夜の俺をだきしめていてくれその温みをあたえてくれその匂いを香らせてくれだれか抱きしめてくれ強くだきしめてくれ俺が眠りにおちるまでだきしめていてくれ

Sep 8, 2005

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FAKEFLOWERS

いくらでも愛してあげるもういいっていってもちっそくするくらいいくらでもほしいものあげるおなかいっぱいになってももうわかったでしょどんなにあいしてるのかまだわかんないの？だまってちゃわかんないよわたしはいいおんなになるからさあんたもそういった諸般のわたしのしらない大人の世界からわたしをまもってちょうだいないくらでもあいしてあげるからおなかいっぱいになってもめまいするまであいしてあげるから

Sep 3, 2005

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翼を　ここで　休めなさい

あなたの疲れた弱さをさらけだしてその翼を　ここで　やすめなさいたとえにどと　あの空を　飛べないこと知っていても痛んだ羽を　なぜてあげるわさあおやすみなさいわたしが　こうして　みつめて　あげるからなにも　心配しなくていいのあなたのこと　たいせつなのよそんな目でみちゃだめよだいじょうぶよあなたならきっとできるわだけどいまは翼を　ここで　やすめなさい

Sep 1, 2005

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人口海岸の夕日のような恋

それは遠目で美しく洛陽があざやかにすべてを覆い偽者の情愛にほだされた枯れた涙のあとを指先でなぞると街は夜になって酒場でぐだをまくわたしが不在の祝宴は続いていく粛々と　軽々と社交のことばの軽い重さを粛々と　軽々ときみは乗り越えていく

Aug 28, 2005

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きみに溺れる夜

なんどもなんども確かめたほんとにほんとにそうなのきくどもいくどもためらってはじけてく夏の夜の花火目がちかちかちかちかきえていく遠ざかる風景さあさあさあさあ夜はまだまだまだそうどうするの　どうするのきみに溺れる夜

Aug 28, 2005

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恋

あなたにあえたことあなたのやさしい目わたしの時間が輝いてみえたわたしは恋してるのねえ電話してちょうだいねえ声がききたいのよあなたのこと感じるといい感じになれるのあなたのこと考えるとふあっとするの恋してるのいとしいのどうかわたしにきがついてちょうだいわたしをもっとみてちょうだい

Aug 26, 2005

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愛の書き込み　・デジタルストーキング

わたしのかきこみをけしたならゆるさんわたしのおきにいりをけすならゆるさんおねえさんの怖いメールなにしとんねんおじさんの怖いメールすっかりおびえてNETはいやだねでもねそのへんをあるくことのほうがよほどきけんなこともあるしふゆかいなことなんてごろごろごろごろさてと今日も愛のかきこみがんがんがんがんあなたが愛をかんじないならわたしはストーカーあなたが愛を感じるならわたしは愛の伝導体さてと愛なんかでどうにかなる人生なんてちょっと　やわじゃないすか？いやいやいや愛よりもエルメスでうっとりしたい熱のある夏の夜です

Aug 8, 2005

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こいしくて　いとおしくて

ひとり部屋のなかあなたをかんじてるあいたいだきしめたいいとおしくてこいしくてからだもこころもすぐにあいにきてすぐにキスしてやさしくらんぼうにわたしをあいしてこいしくていとおしくてひとりおとこへやのなかで

Aug 3, 2005

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貴之が好き

あなたを一目見てすきになったあの男ともわかれたしあのｂｌｏｇも消した携帯電話のアドレスも変えたしすこし女らしくなったねえ　貴之すきなんだよしってる？あいたいよしゃしんだけじゃいやだよわたしに　きづいてよこんなに　すきなんだから焼肉くらい　くわせてよ焼肉くらい　くわせてよ

Aug 1, 2005

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恋　だから　愛している

わたしの胸で眠るあなたおだやかな赤子のような寝息をすやすやと強いあなたがわたしにくれるものかたちない生命の息吹太陽のような　あなた華奢な体をして細やか過ぎるこころのステンドグラスにうつるこの恋成し遂げるこの恋添い遂げる恋だから愛している朝がきて戦いにでてゆくあなた恋ゆえに愛しているわたしのすべてそれがあなたつかれたならねむりなさいそっとみまもっていてさしあげましょう

Aug 1, 2005

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恋　だから　愛している

わたしの胸で眠るあなたおだやかな赤子のような寝息をすやすやと強いあなたがわたしにくれるものかたちない生命の息吹太陽のような　あなた華奢な体をして細やか過ぎるこころのステンドグラスにうつるこの恋成し遂げるこの恋添い遂げる恋だから愛している朝がきて戦いにでてゆくあなた恋ゆえに愛しているわたしのすべてそれがあなたつかれたならねむりなさいそっとみまもっていてさしあげましょう

Aug 1, 2005

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そう　あんなふうに　愛されたことも　愛したことも

月の見えない夜足跡をたどってひっそりとしたあなたの部屋に若い女にたぶらかされたいたい男のふりでされたい放題になって酔いつぶれてねむるクラブの部屋あなたへの祝辞がいえないままこんなふうにわたしは地道にいきている退屈な毎日になれてはらはらした恋ともどきどきする夕暮れもなくありふれて　きままな　地味な毎日それでも　うずくねえ　あなた　いまごろ　どこで　なにを　してるの？わたしは　後悔してるのつかんだ　あなたの　てを　はなしたことあんなにあいしてくれたのに

Jul 30, 2005

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木瓜の花　　（木瓜＝ぼけ）

眠い朝に芝生の匂いのする夏の虫の音を聞いて庭にでる女ひとりみあげると　いつのまにか白い木瓜の花が咲いている花弁がひらききってぐったりとしてる一輪の木瓜とぐったりしている女ひとりがみつめあう朝の庭

Jul 14, 2005

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ああ

あなたがいるあなたをしるあなたがすき

Jul 11, 2005

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恋におちた理由

「どうしてぼくのことすきになったの」「暇だったから」「そう、ぼくとおなじだね」君はすこし怒ったかおになったけど、怒った顔もかわいいね

Jul 5, 2005

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夏の宵

　夕時雨が止んだ。雨音の消えた和室で二人見つめあうだけで、言葉はない。　蚊取り線香の紫煙が揺れている。　なにをどうするでなく、　雨に濡れた庭を吹く静かな風を二人感じるだけで、言葉はない。　都会の喧騒を離れおだやかな時間を見つめている。　あなたへ、ありがとうぼくを選んでくれたこと　だれかへ、ありがとう彼女を会わせてくれたこと　ぼくたちは不幸だから幸せになるわけでなく　あなたはぼくをしあわせにしてる　あなたもそうかんじてくれている　あいしあうこと　それは　　同じ雨上がりの夏の宵をすごすこと　それだけでいいのかもしれない　男と女にすこしつかれた僕たちは　そういったそばにいることだけで　とくに言葉もなく愛し合っている

Jul 5, 2005

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