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カテゴリ:読書
あらすじ:
王子の花嫁候補なのに、 護衛係の騎士に恋してしまったオフィーリア。 堅物なパーシヴァルはその想いに気付かない。 二人きりで過ごしていた夜、勇気を出して抱きつけば、 逆に押し倒されてしまい……。 「あなたは可愛すぎる」 優しいキスと愛撫に身も心も蕩かされる。 王子には言えない秘密の関係。 不安は募るけど、待ち焦がれた求婚をされてーー。 奥手な騎士×強気な令嬢の純愛! 感想: 面白かったです。 パーシヴァルの行動は、かなり早いころに過激な方向にオフィーリアの想いもあって、進みます。 王子の花嫁候補なのに、いいのかしら?と思ってしまいました。 命を救われたことがあるとか、逸話もでてきて、もう一人残った花嫁候補の悪意なども話を盛り上げています。 もう一人の花嫁候補についていた騎士と話す機会もできて、いろいろわかってくるのも面白かったです。 爵位に対する気持ち、騎士の立場や思い、そんなことも描かれています。そういう感情もある、ということは当たり前のようで、ずばりと書かれると清々しい。 ただ、オフィーリアの気の強さが際立ってくるのがラストのころで、パーシヴァル可哀そう?なのか彼にはちょうどいい?のか微妙なところ。 ただ不器用なだけに周囲が応援するのかな、と思いながら読みました。 オフィーリアの騎士に対する印象が少し変わったのもよかったです。
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Last updated
2017.10.22 10:40:34
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