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2019.02.14
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カテゴリ:考えたこと
今更ながら、統計の話がニュース画面上で賑わっている。
 昨年末に当日記において、統計調査の信頼性に関する記述を行なっていたが、まさに機を同じくして危惧していた人も多数いたのであろうか。

 本来は純粋に科学的にとらえられているべき数字が、大本営発表的に都合よく改ざんされて利用されてきたことに、あらためて警鐘を鳴らす機会となっているのだろう。
 最近の政治経済分野においては、特に統計データを指標として世の中をとらえ、その数字を基に指針や判断決定を行う傾向が強くなっているように思える。

 まるで、結果として得られるデータ指標が良くなれば現実の世の中も良くなっているはずだと言わんばかりに感じられる。
 しかし、そのデータ指標を改ざんしてでも、自分たちの判断決定が正しかったと発表することに、力を入れてきたようである。

 かつての天気予報がゲタを放り投げた程度の精度でしかなかったのに比べ、今やスパコン利用で時間的にも空間的にも高い信頼性のある情報を提供するまでに至っている。
 短時間予報、長期間予測は、今や行動計画のベースとして貴重な指標となっている。

 タレントへの早道とばかりに増えたお天気お姉さん達の知ったかぶり的発言には、思わず突っ込みを入れたくなることもあるが、気象庁発表のHPを今ほど覗いて見るようになったのはごく最近のことだろう。
 それだけ信頼性を高め精度を高めてきたのは、やはり科学的に真摯に指標データをとらえてきた関係各位の業績であろう。

 未だにゲタを投げた程度の精度にしか指標データを取り扱わず、自分たちに都合の良い数字が出せるような制度でしか取り扱っていないようでは、それから得られる行動指針や判断決定が将来を危うくすることになるだろう。
 かつての天気予報の精度の低さが農業・漁業者の命まで危うくしたように。

 インターネット世界となり、ノイズを多数含んだ情報があふれている世界である。
 統計庁とでも称するような信頼性の高い情報データを公表できるような組織作りに早急に取り組むべきであろう。

 「統計庁」のHPを覗けば誰でも高精度の統計データを利用することが出来るようになり、そのデータを指標として判断決定が論ぜられるようになれば、無駄な労力・犠牲を払わなくてもよくなるのではなかろうか。
 信じられない情報ばかりが溢れても現実社会での生活には少しも反映されないだろうし、ましてやご都合主義の大本営発表では飢饉や遭難を招きかねないのではなかろうか。

 「気象庁」に科学的データの扱い方を教わるのが早道かも知れない。
 総務省あたりで変なバイアスのかかった組織を作るのでは無く、純然たる科学的に数値を取り扱う独立機関が必須であろう。

 当てにならない統計、当てにならない政治を改める良い機会として動いて欲しいものである。





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最終更新日  2020.02.28 11:32:30
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