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テーマ:鉄道雑談(1511)
カテゴリ:旅行後レポート
前回、北陸の記事を書いたら、突如として行きたくなりました。
タイミングよくゴールデンウィーク中の平日に休みが取れましたので、飛び石連休のおいしいところをうまくつかい、立山黒部アルペンルートと黒部峡谷鉄道をメインに組み込んで、北陸の中小私鉄乗り潰しを計画中です。 流石はゴールデンウィークですので、土休日はホテルが満室でしたが、中盤にある平日は余裕がありましたので、とりあえずは宿とアルペンルートのきっぷと黒部峡谷鉄道の予約だけを済ませています。 さて、前置きが無駄に長くなりましたが、本題へと移ります。 トワイライトエクスプレスのメインイベントであります「ディナータイム」です。 アルコールドリンクの種類もかなり豊富で、多様なニーズに対応できるようになっておりました。 クルーさんも一流のホテルなどで経験をしてきた方もいらっしゃるそうで、ワインなどお酒に関する知識は大変に豊富だったのが印象深かったです。 普段、ビールか日本酒やハイボールといったお酒しか飲まないものですので、ワインに関しては何も知りません。 先ずは、無難にシャンパンをボトルでいただくことにしました。 ボーモン・デ・クレイエールというシャンパーニュだそうで、少量生産ですが品質は最高クラスのシャンパーニュだそうです。 フランス料理には基本的に合いますので、迷ったらとりあえずシャンパンという人も多いのかもしれません。 フルボトルなんですが、飲みやすいのであっという間になくなってしまうというオチに至ります。 鴨のフォワグラのテリーヌ リンゴのコンポートとポルト酒のゼリー添えです。 鴨のフォワグラはコニャックやマデラ酒、香辛料などに漬け込み、これを湯煎のオーブンで焼き上げています。 りんごのコンポートやポルト酒のゼリーで層にして仕上げており、付け合わせに真空調理の姫りんごやりんごのチップ、ミントの葉を添えています。ミントの爽快感が濃厚なテリーヌと非常に良く合うようになっています。 生まれて初めてのフォワグラでしたので、最初はなんだかよくわかりませんでしたが、付け合わせと一緒に食べていくと、おいしいと感じてきました。 ベーコン風味の冬かぶらのスープです。 旬のかぶらを使ったスープで、ベーコンは仕上げて漉してしまうため、中には入っておりません。口に含んだ時に感じるかすかな燻製香がベーコンです。 ベーコンが入っていないのに、その風味はするというなんとも不思議な体験をしました。 料理というのは奥が深いです。 パンもその都度持ってきてくださるので、結構たくさん食べることができました。 美味しいのです。 メルーのオーブン焼き 根セロリ風味です。 「メルー」はフランス語で「はた」という日本の魚のことをいいます。非常に種類の多い魚ですが、日本では高級魚とされております。低温のオーブンで柔らかく焼き上げ、アクセントにエスプレット唐辛子をふっています。ソースや付け合わせには根セロリを使用しています。 クリーミーなソースと肉厚の魚との絡み具合が絶妙で、とても美味しい一品でした。 黒毛和牛のステーキとトリュフを使った付合せ二種です。 黒毛和牛のフィレ肉を提供のタイミングに合わせて列車内で焼き上げ、お肉をゆっくり休ませてから余熱でじっくりと中まで火を通します。 付け合せは下仁田ねぎとトリュフのカネロニ仕立てとエスカルゴバターで仕上げた堀川ごぼうとトリュフのクリーム煮です。 お肉が柔らかくてもしっかり中まで火が通っていたので、大変に絶妙でした。 お肉には赤ワインということで、フルボトルで頼んだワインです。 クルーさんおすすめのワインということで、お肉との相性は文句なしでした。 このあたりで列車の揺れも相まって、相乗的に酔っ払いになってきておりました。 生姜とパイナップル、ココナッツのアンサンブルシャンパンゼリー、生姜とパインのシャーベット、ココナッツのムースとダクワーズです。 相性のよい生姜、ココナッツ、パイナップルを組み合わせたデザートです。 クープ(グラス)にはシャンパンのゼリー、ゴールデンパインのピューレ、生姜とパインのシャーベットを層にして盛り込んでいます。 横に添えているのはココナッツのムース、ダクワーズ、ゴールデンパインのマーマレードです。 お口直しに最適なさわやか系のデザートでした。 コーヒーです。 食後はRA認証(レインフォレスト・アライアンス)を受けているニクラグアのモニンボ農園のコーヒーで、1,250~1,350mの高地で栽培されています。やわらかな甘みと軽やかな酸味、焙煎によるコクがバランスよく口の中に広がります。 普段はコーヒーなんて飲まないんですが、旅行をすると車内で淹れたてが飲みたくなります。 そして、ここで飲むコーヒーは感動です。 ディナーのメニューと総料理長のごあいさつを兼ねたメニューの詳細な紹介文が載っております。 列車内という制約のある場所で、いかに美味しく質の高い料理を提供するかを考えるのは容易なことではないと思います。 限られたスペース、時間を使って料理を提供しているのを見ていると、頭が下がる思いです。 改めてクルーの皆様ありがとうございます。 そのような大変に厳しい状況下でも、笑顔を忘れずに、細かなサービスまで行き届いているのには、ただただ感動するばかりです。 業界ではかなり過酷な仕事であるという噂を時たま耳にするトワイライトエクスプレスクルーですが、クルーの皆様の顔はどんな時でもやりがいを感じているように見えてきます。 リピーターが多いのにもなんとなく納得できてしまいます。 多くの感動を提供する仕事がそこにはあるように感じました。 さて、今回はココまでです。 以下のブログランキングに参加しています。 よろしければ1クリックで1票となるので投票をお願いします。 よろしければ1クリックで1票となるので投票をお願いします。 よろしければ1クリックで1票となるので投票をお願いします。 よろしければ1クリックで1票となるので投票をお願いします。 よろしければ1クリックで1票となるので投票をお願いします。 過去の旅行記のリストはこちらです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 22, 2014 11:58:46 PM
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