先日蒸気機関車の模型の改造を終らせたところですが,あと3輛改造予定の蒸気機関車があります。今日はそのうちの1輛で,イギリスの
Somerset & Dorset Joint Railway (S&DJR) の 3Fクラスの蒸気機関車(24号機)を改造前に記念撮影しました。模型メーカーは先日改造した蒸気機関車と同じで,
ホーンビィ (HORNBY)です。
この模型には
コネクティングロッドが付いていませんが,この模型機関車の実車が左右車輪の内側に
シリンダーがある機関車らしいです。内側にシリンダーがあるとコネクティングロッドと
クランクも内側にあるため外側からは覗き込まないと見え難い構造になっています。そのため模型でも見え難いコネクティングロッドとクランクは省略されていて,縦に並んだ各車輪を外側で継ぐカップリングロッドだけ付いています。
日本で走っていた蒸気機関車で左右車輪の内側にシリンダーとコネクティングロッド,クランクを持つ機関車は
鉄道博物館で展示されている
善光号(1290形 1292号機)です。それと
3気筒のC52(アメリカ製)とC53(日本製)は1気筒だけ左右車輪間にあり,他の2気筒は左右車輪の外側にそれぞれ1気筒ずつあります。見ためは普通の2気筒の蒸気機関車です。あとは今は廃線になった
信越本線 軽井沢駅—
横川駅間の
碓氷峠を
アプト式鉄道で超えていた時代の蒸気機関車の
3900形が4気筒で,左右車輪間に
ピニオンを駆動するために2気筒配置されていました。車輪外側の2気筒で車輪を駆動します。
ホーンビィ (OOスケール,1/76),サマセット・アンド・ドーセット・ジョイント鉄道 3Fクラス 24号機
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