テツの「ＰｕｒａＶｉｄａ！」日記

あざーっす。
地区予選決勝・Ｏ高校との試合に２対０で勝ち、
都大会への出場権を得ることが出来ました。

都大会は９月１７日からなので、
ひとまずあと約１か月は、
今の３年生との日々が続けられることに。
いやいや、よかったよかった～。


が・・・・・


試合に勝った後に思えたポジティブな感情はそれだけ。
本当に喜びの少ない勝利となってしまいました。
思うような試合運びがまーったく出来なかったからです。

前半１０分くらいの先制点。
後半ロスタイムの追加点。

この得点者が、
ついに先発出場というチャンスがまわってきたＮ君と、
大会で初めて出番がまわってきた
２年生のＮＡ君だったということは、
チームにとっては大きな収穫だったし、
いい時間帯での得点でもありましたが、
この間の約６０分が・・・。

今までだったら、
攻撃時に「前」へのパスコースが
次に繋がる可能性が低かったら、
「横」にサポートに来た選手に落ち着いてパスを出すところを、
繋がる確率の低い「前」にどかーんと蹴ってしまうことが多く、
自分たちの「意志」を放棄してしまってました。

その理由もわかるんです。


　負けたら終わりだというプレッシャー。

　炎天下での連戦からくる疲労。


そういうストレスがかかってくるほど、
“周りを見る”という動作は出来なくなってくるんですね。
で、その状態でボールがくると、
自分のとこで取られたくないから安全な「前」へ。

確かに、その一瞬は最悪な状況にはならない。
でも、試合終了までの長い目で見た時には、
最悪な状況になってることが多いんですよねえ。

スポーツの試合に勝ちたい時、
冒険を達成させたい時、
夢を成し遂げたい時、
自分を成長させたい時、
どっかで必要になってくる「リスクを冒す」こと。

「意志」を表現するには、避けて通れない行動なんだろうなあ。

その試合の一瞬に「意志」を表現出来るように。
その試合の一瞬で「リスクを冒す」自分でいられるように。

約１か月の自分磨きの日々をまた。




『上に上がっていくには何らかの危険を冒し、
　何かを犠牲にしなければならない。』
　　　　　　　　　　サッカー日本代表監督・オシム