2600系「旧塗装0番台車」「新塗装0番台車」 「新塗装30番台車」 「車内」 (2200系と車内は変わらないので、2200系の車内の写真を使用しております) 「データ」 京阪電車の主力車両。 京阪電車の車両の中ではもっとも多い車両数を誇る。 0番台は、冷房化や昇圧改造が難しい2000系スーパーカー(2000系スーパーカーについては2000系の車両の館をご覧ください。) の代替車両として、昭和53年から登場した。 全車両が自社の寝屋川車庫で製造された。 廃車となった2000系スーパーカーから、 台車、車体など、使用可能な部品を整備の上再利用。 30番台は、昭和55年から登場し、1800系の代替用と、 増備車としてそれぞれ川崎重工で新造。 前照灯や標識灯の形状が異なるほかは0番台とほぼ同じである。 なお、30番台の台車は新品が使用されている。 車体は2000系と同じモノコックボディで、 窓配置に2種類あり、 2000系のイメージをかなりのこしている。 行き先表示が取り付けられているので、正面車掌窓を開閉する必要がなくなり、 30番台や昭和55年11月竣功の2609・2809からは一枚の固定窓に変更された。 性能は2200系並であり、 MT比は1:1である。 省エネルギーの見地から、回生ブレーキ車となった。 2連ユニットが最小単位として、3・4連ユニットを組んで編成をつくっている。 パンタグラフが多いが、1ユニット2個を原則としており、 全車にパンタがある4連は2+2に、 30番台の7連も4+3に分割可能となっている。 台車はすべて空気バネだが、新造、再利用あわせて、 形態も構造もさまざまな13種類が見本市のように使われている。 0番台にも新造台車を使っている車両があり、 このうち2615号車のFS-509型は京阪初のSU形ミンデン台車である。 冷房装置は、8000kcal/hのRPU-2205Aを4台搭載するのが原則だが、 21・22編成は冷房冷却式方式の試作車で10500kcal/hのRPU-3007を3台としており、 車内はグリルファン、外観も異なる。 基本編成は1~4・29編成が3連、5~24編成が4連、 25~28編成が2連、30番台が7連である。 5~10編成は当初3連でありながらT車を組み込んだため、 4連ながらパンタは2個である。 現在では4~7連、時には8連にもなって、普通から急行、通勤快急「おりひめ」、 宇治・交野線まで幅広く使われている。 ※「私鉄の車両15 京阪電気鉄道(保育社)」から一部転載。 ジャンル別一覧
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