ふりーざ(けんだまん)の鉄分補充記録

2010/09/07(火)21:31

ひだ25号に乗りました。

旅/おでかけ記録(83)

飛騨高山旅行(その1) 先日、家族で飛騨高山に旅行に行って来ました。 産まれて初めての飛騨高山訪問です。 まずは、往路に乗った「ひだ25号」の話から。 平日朝の8時半頃、新快速野洲行きが0番線を出たすぐあとに「ひだ25号」高山行きが京都駅にやってきます。 この「ひだ25号」は大阪行きの「ひだ36号」とペアで一日1往復、関西と飛騨を結ぶ直通列車で、以前の急行「たかやま」が老朽化して特急化の際に大体同じ筋のダイヤで運行されています。(所要時間などは大きく短くなっているはずやけど・・・) 車両は(ワイドビュ-)キハ85系の3両で、私の乗った一番後ろの1号車はキハ85-4と和式トイレの一番ぼろい車両・・・。一番前は貫通型1000番台の車椅子対応トイレ(洋式)に改装されたタイプでした。 私がキハ85系に乗るのは実は2回目で、数年前の名古屋の帰りに美濃太田から臨時の84号に乗ったのが最初なんやけど、冬の18時台やったから車窓なんてものは全く見えず、ただ乗っただけでした。 さて、京都で乗り込んだ乗客が落ち着かないうちに駅を後にした「ひだ25号」ですが、先に出た新快速の続行運転になります。(この新快速はまだ外側線を走る便です) なもんやから、停車駅こそ草津までノンストップやのに、これが特急か?と思うほどのろのろ運転。加速しては徐行の繰り返しでかーなーりーイライラします! (ちなみに土休日は、石山で内側線を走る新快速を追い越すダイヤ設定) 私が座った場所が進行方向右手やったので、朝日がマトモ! はじめは我慢してたんやけど、眩しいと言うより日射しがきつくて暑いのなんの。 仕方ないからカーテン閉めました。 草津で新快速を退避させて、いざフルスロットル!となるかと思いきや、120キロの最高速度になったかと思えばすぐに惰行。加速したかと思えばすぐにノッチ解除で、エンジン音も軽く全然気合いが入ってない。そんな感じがずるずると中速運転が続いたまんまで米原を経て、岐阜に到着。約2時間もの間、臨時列車バリのダイヤで「わざと」遅く走っているような気もするし、急行時代のダイヤをそのまんま当てはめた気もするなぁ。 岐阜では、名古屋発の5号と連結。 この連結作業が今どき珍しいスイッチバックを伴うものなんです。 では、その作業の一部始終を御覧あれ。 <1>ひだ25号の後部。岐阜駅3番線に到着。この車両、ヘッドマークが故障です <2>運転士交替したかと思えば、進行方向とは逆に発車。知らない人びっくり! <3>引き上げ線に入線してしばらく待機~。 <4>名古屋方から4番線に「ひだ5号」が2両増結の6両編成で入線してきました。 <5>「ひだ5号」の貫通扉を開けて・・・ <6>引き上げ線から「ひだ25号」が4番線に入線。 <7>「ひだ25号」が一旦停車して貫通扉を開けて・・ <8>がっちゃん!と連結完了です。鉄何回見ても飽きません さて、無事に連結作業を終えると、すぐに発車時刻となりました。 ここからは路盤改良工事を受けた高山線。 大阪~岐阜のオマケ的区間では無いので、やっとキハ85の本領発揮となります。 ここで編成の全体像を説明すると、 ・大阪発の25号が1~3号車までの3両編成(基本編成のみ) ・名古屋発の5号が5~10号車までの6両編成(うち増結車が5,6号車) の、この日は合計9両編成での運転でした。欠番の4号車は25号の増結で、最長では10両編成になることもあります。 美濃太田まではほぼ110キロのフルスロットルで駆け抜け、 先程までの亀運転が嘘みたい。 エンジン音も五月蝿くなるけど、これぞディーゼル特急!って感じで私は好き。 (速度出ているのに「がろろろ・・」って音が無いと、絶対物足りない) 美濃太田を越えると山間部に入るんで速度はそんなに出せないけど、木曽川沿いに敷かれたカーブをくねくね曲がるので、加減速は繰り返すし景色は抜群で飽きないです。(但し、相変わらず東日が当たるのでカーテンは全開に出来ず、ちろちろと覗く形) ところで、この5号と25号。 時刻表を見ると明らかに他より停車駅が多い。 それもそのはずで、元急行の筋を引継いだものだから。 最速の列車と比較すると、20分くらい差が付きます。 でも、田舎の小駅に止まる毎に自由席からポツポツ降りる人がいるのを見ると、ちゃんと意味が有るんやなぁーと実感します。 しかしまあ9両編成が田舎のホームにすっぽり入ることに意外性を感じます。 高山線に入って終着まで残り40分になったあたりでゲロ。もとい、下呂。 さすが日本三大名湯の一つ、下呂ですね。といいたいところやけど、まだ午前中ゆえ降りる人はそんなにいなかった。まぁ今時の温泉街の寂れっぷりはどこも同じかな・・・。昼間っから温泉街をうろつく人も少ないやろうねぇ。 下呂を越えてからも山間部をくねくね。急カーブで先頭車両が窓越しに見えるのが圧巻! 今時珍しい長大編成のディーゼル特急がちょっと気に入りました。 いわゆるローカル線の車窓が続く中、急に町が開けたかと思うと「ひだ25号」終着の高山に到着です。 ちなみにわざわざ連結した5号は5分の停車時間の後、また切り離してちょっと向こうの飛騨古川まで向かってゆきました。

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る