くるみパン (牛乳で捏ねる生地)
曇り 室温29℃私の近所のパン屋さんでは、かぼちゃの種を練りこんだおいしいパンを売っていて、試食もできる。これまで、毎週のように試食でつまみ食いしているうちに、だんだん自分でもナッツ入りパンに挑戦したくなった。あいにく、スーパーで売っているかぼちゃの種は塩がついていた。代わりに、塩がついていないナッツでは、くるみがあった。まあ、基本だし、いいかと思って買ってきて焼いてみることにした。材料 (1)強力粉 150g砂糖 10gドライイースト 6g牛乳 (25℃) 212g 材料 (2)強力粉 150g 塩 6g 材料 (3)バター 30gくるみ 60gしたごしらえ くるみはざっと炒って水分を飛ばしておくといいらしい。今回は、180℃に予熱したオーブンで5分間加熱したが、これで十分なのかどうかはよくわからない。さらに、加熱後、包丁で荒めに砕いておく。かきまぜ 14:23~14:28 5分材料(1)をゴムべらでよくかきまぜる。牛乳のいいにおいがする。水の代わりに牛乳だけで作る生地は、村上祥子さんのレシピに従って初めてパンを焼いた時以来である。当時は気がつかなかったが、牛乳だけの生地は、水だけの生地に比べると粘りが強いようだ。ただ、焼き上がりは逆で、牛乳だけの生地の方がやわらかく仕上がったような記憶がある。1回目の打ち ~14:40 12分材料(2)を加えてまぜる。粘りが強く、固く伸びにくいので苦戦する。打っていくうちに度々、生地が荒れて真ん中から分断されてしまう。うーん、もっとやさしく扱わないといけない。2回目の打ち ~14:50 10分バターを入れると、多少生地が伸びるようになり、扱いやすくなった。それにしても、生地がちぎれやすいなあ。打ちあがった後で、Shizuさんに教えていただいた方法でくるみを入れ込む。生地を伸ばして、生地の半分にくるみを置いて、たたんで、また伸ばして、と繰り返す。なるほど、簡単に入れ込むことができた。1次発酵 (室温) ~15:35 45分今日は涼しいからか、室温だと結構発酵に時間がかかった。そうそう、したごしらえで180℃でオーブンを使っていたため、1次発酵の時点でも庫内の温度がまだ高く、電子レンジの発酵機能を使うとイーストが死滅する心配があったので、今回は使わなかった。寒くなったらくるみを炒るのはフライパンかトースターを使うことにしよう。分割/丸め/ベンチタイム ~16:00 25分8分割してベンチタイム。成形 ~16:10 10分上から押さえて、丸く平べったくするだけ。簡単。仕上げ発酵(32℃)ビニール袋とお湯入りカップで発酵。例によって、一度に8つは焼けないので時間差で発酵させる。第一陣は32℃で45分間(16:10~16:55)第二陣は29℃で60分間(16:20~17:20)発酵の温度と時間の関係式があるらしいが、それに従っているわけではなく、適当。そのうち、ちゃんと調べてやってみよう。焼成仕上げ発酵後に、はさみで4箇所に切り込みを入れて風車型にし、つや出しのために牛乳を塗った。そういえば、店で売っているくるみパンもだいたいこんな形だ。こういう形の方がおいしいからだろうか。それとも、くるみパンはすべからくこういう形にすべしという暗黙ルールがあるのだろうか。第一陣:250℃で予熱→220℃で11分→240℃で4分第二陣:250℃で予熱→230℃で15分自己評価 : A なんというか、驚くほどそのまんまな「くるみパン」が出来た。牛乳で捏ねる生地は、粘りが強く手ごわかったが、焼き上がりは強力粉だけとは思えないほどふっくらとしていて、噛むとふんわりと牛乳の香りがする。あえて一つ反省点を挙げるとすれば、くるみを入れ込む時に、パン生地の層と、くるみの層ができてしまったことかな。これは、一度に敷き詰めるくるみの量を欲張ってしまったからで、たたむ回数を増やして一回当たりのくるみの量を減らせばもっと均一に生地の中に分散できるだろう。次回からは気をつけようっと。