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人気整体師の患者へのデイリーコラムを公開

人気整体師の患者へのデイリーコラムを公開

◆痛みの変化

(3)<オススメ書籍『タッチforヘルス健康法』の歩き方> ~ひろこ~

      ―――【第34回≪TFHと痛みの解放≫】―――

  痛みを和らげるために「タッチフォーヘルス」を使うと、実際にその人が
  どんな痛みを経験しているのかを徹底して追及することができます。
  それでもやっぱり、私達は人を「まるごとひとつの存在」、「魂」として
  考え、その人の日常の中で痛みの意味を考えています。痛み自体が私達に
  何をはっきりと伝えてくれているのかを学びとるためには、五感や感情や
  思考や直感をすべて使ってください。充分に経験している痛みがどんなも
  のか、痛いから普段の生活がどう変化しているかにしっかりと気付くよう
  になるでしょう。
 
   (『タッチforヘルス健康法』P133からの抜粋
    「痛みと苦しみを理解して、手なずけるもう一つのモデル」)
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 痛みが出たときは人はビックリします。
 普通に生活しているときは、歩いていて当たり前、眠れて当
 たり前、座れて当たり前、何をしても自然に出来てしまうか
 らです。

 でもひとたび痛みがでると、もう大変すべてがSTOP
 通常の日常生活ができないのです。

 痛みは身体の心が発する何らかのサインです。何をそのサイ
 ンが伝えようとしているかは人それぞれに違います。

 しかし、何を伝えようとしているかを発見する手がかりはあ
 るのです。

 それは「痛みの変化」です。

 急に痛みがひどくなったとき、安らいだときなど変化したと
 きに、

 周りの環境が変わっていないか?
 人間関係に変化はなかったか?
 ストレスを受けることは無かったか?

 などの変化を見つめておくのです。

 たとえば、「夜中の2時になったら必ず苦しくなって目が覚
 める」という方がいらっしゃいました。

 「苦しくなって夜中の2時に目が覚め始めた時期に何か環境
 や人間関係に変化はありませんでしたか?」
 とお聞きしましたら、

 「売薬を飲み始めました」とのお返事でした。

 その時間は肝経という経絡エネルギーが高まる時間です。
 【書籍タッチフォーヘルス健康法P110参照】
 ご自分で飲み始めたお薬に何か関係があるかもしれません。
 そこで、医者の所に行くようにお勧めして、適切な薬が処
 方されて、結果的に不眠も解消しました。 

 このような感じで「痛みの変化」を自分で見つけるのが難
 しいと思われる方は痛むときを日記に書き留めて後で見直
 してみると、意外な発見があるかもしれませんね。


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