◆具体的な痛みの数値化について<< 具体的な痛みの数値化について >>-------------------------------------------------------------- 一番簡単で分かりやすい方法は、今現在の痛みを10として おくことです。あとで簡単に痛みが消えたら0です。 ○――――『タッチforヘルス健康法』 序P6――――○ 「目標設定」より抜粋 --------------------------------------------------------------- 自分の中での「痛みの物差し」を作ってみましょう。 たとえば、痛みの数値化をしてみます。 先日、私は食事の用意をしていたときに、誤って包丁で指を切ってしまいま した。 そのときのことを例にとってみましょう。 指を切った直後の痛みを、仮に≪10≫としますね。私は、あわてて消毒をしました。 消毒液が傷に入って痛みが増しました。それは≪12≫ぐらい痛かったです。 でも、その後、薬を塗って傷絆創膏を貼りますと、痛みが少し和らぎ、ズキ ズキとはしますが、当初の半分ぐらいになりました。ですから≪5≫というこ とですね。 次の日になると、指を使ったときは少しズキットしますが、かなり楽になっ ていました。 この時点での数値化は≪3≫ですね。 数日後には、傷絆創膏も勝手に取れてしまって、かさぶたができていました。 かさぶたがちょっと引きつるときは≪0.3≫くらいの痛みです。 そのかさぶたも取れてしまって、痛みはすっかり消えてしまい、≪0≫とな りました。 ただ、「痛い! 痛い!」と思っているだけでなく、こうして数値化して おくと、自分が良くなっていく度合いがよくわかります。 今回は、急性の痛みを例に取ってみましたが、どんな痛みにも応用できます。 日常でもちょっと痛みの数値化という視点で自分の痛みや家族の痛みを数値 化する癖を付けてみましょう! すると、いろんな発見ができるとおもいます。[ ……………………………………………………………………………………………… ◇ 書籍『タッチforヘルス健康法』の詳細HP:http://www.lazy8.jp/book1.html |