テーマ:最近観た映画。(40091)
カテゴリ:movie
・ストーリー 死刑を宣告されたギャングのボス、スタン・トゥッキー・ウィリアムズが非暴力活動に目覚めてノーベル平和賞と文学賞の候補者となるまでを描いた実録ヒューマン・ドラマ。 犯罪多発都市のロサンゼルス。ギャング“クリップス”のボスとして街に君臨していたウィリアムズはある日、敵対するギャングとの抗争で4人を殺害。裁判の結果、死刑囚として収監される。刑務所内でも頭角を現わし、囚人たちの間でボスになるウィリアムズ。そんな彼も、ひとりの女性ルポライターとの出会いが人生の転機となる。彼女によって命の尊さを知ったウィリアムズは、暴力の無益さを訴えた本を執筆。それはたちまち話題に上るのだが…。[allcinemaより] この映画の主人公となったスタン・トゥッキー・ウィリアムズ氏は昨年死刑を受けたようです。 原題は【Redemption】、「贖罪」という意味だそうです。刑務所の中で己の罪を悔い、自分のような生き方は間違っていると言う事を広く知ってもらう事を、彼自身は「贖罪」だと思っていたのでしょうか?オイラには疑問です。 映画の中でも、ある一人の女性ルポライターとの出会いだけで変わったというのも解せません。その辺りの描き方も少々雑な感じがします。まぁ、映画の尺という制限があったでしょうけど。 主演の2人(スタン・トゥッキー・ウィリアムズ=ジェイミー・フォックス、女性ライター=リン・ウィットフィールド)の演技は素晴らしい。ある意味2人芝居みたいなモンです。その2人の掛け合い以外が実に雑ですけど(苦笑)。 改心したトゥッキーのvideoを見ただけで抗争をやめてしまうギャング達とか(苦笑)。 あと、少々女性ライターはトゥッキーに対して感情移入しすぎです(映画の中でも指摘してましたけどね(苦笑))。 罪を犯してしまった人間がいう言葉には、ありきたりなフレーズでも下手な評論家達が口にするより重みがあり、説得力も十分です。それに影響を受けるというのも頷けます。 が、犯してしまった罪を償う事と、非暴力活動に目覚めてからの功績とを秤にかけて云々な所はお国柄なのか、オイラには理解できませんでした。 難解な映画では無いです、というかむしろ単純な映画なんですけど、考える事は多い映画でした。 あと、オイラWOWOWで見たのでパッケージはさっき初めて見たんですけど、なんかヒューマンドラマじゃなくてアクション・バイオレンスな雰囲気でしたね、ジェイミー・フォックス大暴れ的な(苦笑)。 全体的にはキライじゃないです。が、おしい! 名作度 3.0ションペン 緊迫度 2.5デンゼル 演技派度 3.0デニーロ シビレル度 2.5謙 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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