THAITO

その日、７時に起きました。既に太陽は登っており、彼女と
従妹の３人でホテルのプールにGO！です。ねむ～
従業員の方も表情は笑顔でしたが、
　こいつら早すぎる・・・
そんな心の慟哭がありありと感じ取られました。
プールが冷たいと思いきや、ひとつは暖かいジャグジーの
プールだったので、ほっとしました。
しかし、３７歳になったおとっつあんが、朝早くピチピチ
お姉さんと遊ぶ・・・結構、悪くありませんです。
ペンギンの物まねをしたところ、二人にはバカ受けしており
ましたが、日本に帰って、自分の写真をみると、ちょっと、
ブルーになりました。トホ
それから、３０分くらい遊んだ後、写真をパチパチと取り捲
り、プールを後にしました。

それから２日前に夕食をとった中華粥のお店に朝食をとる。

ホテルに戻り、９時ちょっと過ぎに、山にむかって出発する
ことに。ホテルを少し歩き、彼女の従妹が、山に向かう方向
のバスを人に聞きまくり、しばらくして、バスの運転手さん
から、バステーミナルに向かうので、そこで乗り換えすると
いいよ的な内容を聞き、とりあえずバスに乗る。
はやくも、今日の山への旅路に危険な匂いを予感させる。
で、バスターミナルの近くでおり、うろうろし、またまた人
ずてで、山へ向かう方向のバスがある場所にバイクにまたがり
向かう。
そこで、しばらくバスにのり、今度は、バスではないけど、
乗合い車がたむろしている場所で、行く先の車に乗せられる。
冷房が効いていないので、車内温度は４０度近くある。
１０分ぐらいたって、満員になったところで、出発。
やがて、地方の乗合バス（バスといっても、電車に近い感じ
のバス。タイの地方でのるソンテウのようなものです）に
乗り継ぎ、３時間かけてようやく到着。途中、コーヒー豆を
焙煎する匂いがあったり、フィリピンだなと感じさせること
しきりで楽しめたことは楽しめました。（綺麗な地元のお姉
さんも、一緒にのりあいしましたし）

で、到着した場所は有名な観光地らしく、フィリピンの地元
の方が観光にきていた。
入場料をはらい、コンクリートのコテージのある坂を下って
いくと、目の前には、いい景色が広がっている。
大きな湖に浮かぶ、火山っぽい山。入場する前によってきた
おじさん達が、その山までゴンドラでいかないかといって
きたが、いってもいい感じのする山だ。（もっとも、ゴンドラ
が日本円で６０００円ぐらいするので、そりゃ、ボリスギだ
ろうよと、相手にしなかった）

ちょっと、そこで景色を堪能しつつちょっと休憩した後、
その場所を退散。
それから、更に奥にかつての大統領が建造した建物があると
のことで、そこにバスで１０分ぐらいかけて向かう。まあ、
建物は寂しい限りの建物だった。
昔は、それなりだったのだろうが、今では、廃屋というほう
が納得感のある感じの風貌だった。
その建物の中には、歴代の大統領の絵が飾ってあり、忘れか
けてた汚職大統領やアキノさんも飾ってあった。
建物の一番最上階にはお土産屋があり、彼女とはお揃いのシ
ャツとキーホルダーを記念にゲット。従妹にもお礼にお土産
をプレゼントしてあげた。（実はシャツの方は、私の着てい
たセーターがすごく汚れが目立つので替えろ替えろといわれ
て買ったものでした）
ちなみにフィリピンのお土産屋では、カエルの皮サイフが売
っているが、見た目がよろしくない。金持ちになれるといわ
れているが果たして・・・

それから、マニラ市内へ戻ることにした。途中、彼女のお母
さんに頼まれた用事として、バナナを丸ごとお買い上げ出来る
地元フィリピン度１００％の市場に途中立ち寄ることとなった。
市場に着くと、バナナやパイナップル、マンゴ、ライチのよう
な果物の匂いでプンプンしていた。
が、個人的には、食べカスが結構ちらかっていたので、不衛生
さが目に付き、市場の中をうろつく気がしなかった。
彼女と従妹は、バナナの房丸ごとお買い上げし、片手づつに
丸抱えしている。地元の方はバナナが結構お好きのようだ。確
かに日本のバナナと違い、甘味があり美味しい。

その後、帰りも同じ様に乗り継ぎ乗り継ぎするのかと思いきや
行きと違いマニラ行きの高速エアコン付きバスで、ゆったりと
して帰ることができた。行きは、すべてのフィリピンの乗り物
にのってたどり着いただけに、すこし嬉しかった。
私と彼女は、のり疲れもあったこともあり、市内につきまで、
爆酔状態だった・・・


《続く》