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■『LOVER』


「LOVER」~想い続けたキミへの贈り物~ (2001年 第7回公演)


どこにでもある「ラブストーリー」。 話は主人公である「大泉」と「めぐ」を中心に、 そのまわりにも繰り広げられるラブストーリを織り交ぜながら進んでいく…。 NACSのメンバーは全て本名で出演。 この舞台はそれぞれの役のほかに、5人みんなが「ときめきマン」を演じています。 ときめきマンレッド、ブルー、イエロー、グリーン、ピンクとよくある戦隊物なのに、 なぜか格好は白雪姫に出てくるような、こびとっぽい…。可愛い (この舞台は客演として、女性4人と、川井J君が出演しています。) そしてこの舞台は「風船」がひとつのKEYになっています。 これが「ときめき」のシンボルなんです。 はじめは、まあどこにでもある話だよなぁ。と想いながら観賞。 話が進むにつれ、大泉とめぐの想い、やり取りに、 いつの間にか引き込まれている自分がいて…。 そりゃ終盤は大泉メインですから、まあ、大泉ファンなら誰でもそうなるなぁ。 とコレも当たり前といっちゃ当たり前なんですけどね。 では、いきましょうか。(ストーリーはものすごく簡略化しています)


登場人物

大泉

 大 泉 
(レッド)
めぐ

 め ぐ 
  
シゲ

 シ ゲ 
(ピンク)
音尾

 音 尾 
(イエロー)
安田主任

安田主任
(プルー)
森崎部長

森崎部長
(グリーン)

シーン1【シゲと彼女の別れのシーン】

別れは突然だった。彼女から「シゲ別れたいの」と切り出される。 唖然とするシゲ。 「シゲって忙しいじゃない? 時間が合わないのよ。私…寂しいのは嫌なの」 言うことだけ言って立ち去る彼女。 「俺…まだオマエの事好きなんだけど…」 シーン2【シゲの会社にて】
シゲは同僚の大泉と、音尾に彼女と分かれたことを告げる。 いづれ3人は恋愛話になり、 大泉は、腐れ縁の、彼女と言えるかどうか微妙な女性(めぐ)がいる。 音尾は、結婚して2年「ときめきがない」という。 シゲは、別れたばかりだが「ときめきは欲しいんだよ」と… すると突如「ときめきマンブルー」がシゲの背後に現れた。他の2人には見えていない。 そこに、めぐから大泉に「合コンをしないか」というTELが入った。 シーン3【シゲの彼女の会社にて】
「別れたいの」 「シゲは1人で生きていけるけど私は1人じゃ生きていけないの」 そういって別れちゃった。彼女は同僚にそう伝えた。 彼女を励ます同僚。そのうちテンションは盛り上がり、 いつの間にか「合コン」計画が持ち上がる。 そこで、めぐが大泉に連絡をし「合コン」をすることに…。 シーン4【合コンを受けた男性陣】
音尾には妻がいるのに、合コンには参加するという。 なぜなら「ときめきが欲しいからだぁ」と叫ぶと、音尾にも「ときめきマングリーン」が登場。 最終的には、大泉、シゲ、音尾、そこに合コン歴18回の安田主任と 森崎部長の5人で参加をすることに。 シーン5【めぐと大泉ゲームセンターにて(めぐの回想)】
「ねえねえ、大泉、あのプーさんのぬいぐるみが欲しいの。とって」 「よし、いくらかける?」「ん~じゃ700円で」 大泉はプーさんをとってやり、めぐに渡す。 「のこりのお金は?」めぐは聞いた。 「いいよ、ほら、コレ、おまえ今日誕生日だろ?」 「覚えていてくれたんだぁ」 シーン6【ときめきマンたちの会話】
とうとう、ときめきマンの神様からの指令がおりた。初出陣である。 「ときめきを与えるのが俺達の使命。ときめきが消えてしまえば俺たちも消える…」 「消える時って痛いのかな…」「わかんねぇよ初めてだもん」 ときめきマン5人が、それぞれ合コン男性陣の担当に付き、「ときめき」を与えることとなった。 前に報告した、ブルーとグリーンの他に、「ピンク」は森崎部長に、「イエロー」は安田主任に、 そして「レッド」は大泉に。ブルーとグリーは前もって下見をしに行っていたのだった。 シーン7【合コン会場】
早く会場に着いた安田主任と森崎部長とで、過去の恋愛話をしている。 やっぱりいくつになっても「ときめき」は必要だと話をしている2人の後ろには やはり、「ときめきマンイエローとピンク」が。 合コン開始。ひとしきり自己紹介も終わり、盛り上がり始めたところに、遅れてきた女性が1人。 なんと、シゲの元彼女だった。 彼女はひとり語りだす。 「恋人と別れるということは今まで一番近くの存在だった人が突然他人に戻ってしまったということ。 だけど、実際には出会う前の他人の2人には戻れるはずもなく、 なにかしら心に傷を持つのでしょう。その傷はいつか消え行く傷だけど、 傷があると人は、どこか臆病になってしまうのです。 その事を解っているのかいないのか、久しぶりに会ったシゲは、 相変わらず微笑をくれました…」 その後合コンは盛り上がり、大泉とめぐを残し、それぞれカップルになって消えていった。 シーン8【合コンその後】
シゲは元彼女の後輩の女の子と、音尾は不倫を、 安田主任は付き合った後は餌をやらないタイプ。森崎部長はシゲの元彼女と付き合いを続ける。 …がしかし、どの「ときめき」も長続きをせず、つぎつきと終わっていき、 「ときめきマン」もそれを見守るしかなかった。 それでもなお、進展がない、めぐと大泉だが、実はそれには理由があった。 シーン9【めぐの告白】
実はめぐはイタリアに行ってしまうのであった。その事を大泉には相談できずにいた。 言ったら答えは分かっていたから…。 めぐは大泉に言った。「今まで黙っててゴメン。私ね、イタリア行くんだ。小さい頃からの夢だったの」 大泉には状況が判断できない。実はこの日大泉はめぐに告白をしようとしていた。 「海外旅行か?」 「うんん。本場のイタリアでデザイナーになるの」 「冗談だろ?…いつ戻って来るんだ?」 「分からない…」そう告げるとめぐは去っていった。 シーン10【大泉と、ときめきマンレッドとの葛藤】大泉…大 レッド…R
R「よかったのかい?言わないで…」 大「言ったって仕方ないよ」 R「想いを伝える為に力を貸したのに」 大「いや、もういいんだ」 R「彼女待っていたと思うけどな。言葉を」 大「俺がめぐに贈ってあげられる言葉なんてもうないから…」 R「本当にもうないのかい?」 大「………………」 大「愛してるって言えってかぁ~。」 大「この状況で!いなくなってしまうアイツに!言ってどうなる!」 シーン11【告白】
最後に、結局大泉に何も言わずに日本を離れてしまうめぐと、大泉の為に、 「ときめきマン」5人が力を合わせる。 まず、イエローが大泉を騙しタクシーに乗せる。 タクシーの運転手はピンク。 空港までの車の中で、ラジオから流れるめぐの言葉を読むブルー 連絡役のグリーン、めぐの状況報告をするイエロー そして、大泉自身の中にいるレッド。 大泉が空港に着いた時には、めぐは搭乗口へ向かっていた。 来たものの、一瞬戸惑いを見せる大泉。それを後押しする「ときめきマン」 搭乗口に向かっているめぐの後姿に向かって、大泉は叫んだ。 「愛してる~!」 そして、ときめきの象徴であるものすごい数の真っ赤な風船に囲まれながら、 大泉はたった一つの「ときめき=風船」をめぐに渡した…。

いや~、ごく普通のラブストーリーなんですけどね。 まず【シーン7】のシゲの元彼女の言葉に一瞬うるっとしましたね。 その後の【シーン9】からはもうだめですよ。 もう、うるうる(@_@。どころではありませんでした。 あの大泉洋が「愛してるって言えってかぁ~」とか「愛してる~!」て叫ぶんですよ。 い~や~。やっぱり子猫だわ、私(しょうがないなコレばっかりは…) ひとつ厳しいことを言うと、洋ちゃんだけは今回難しい設定だったんですね。 なぜかというと、「ときめきマン」は他はみんな別の人の担当になったんですが、 洋ちゃんだけは、「ときめきマン」が大泉の担当だったんです。 あ~わけわかんない! つまり説明すると、 「ときめきマンブルー=ヤスケン」はシゲにときめきを。 「ときめきマンピンク=シゲ」は森崎部長にときめきを。 「ときめきマングリーン=モリ」は音尾担にときめきを。 「ときめきマンイエロー=音尾」は安田主任にときめきを。 …で「ときめきマンレッド=洋ちゃん」は大泉にときめきを!なわけです。 だから、シーン10 【大泉と、ときめきマンレッドとの葛藤】があったんですけど、 なかなか、演じわけが今一歩で、もうちょっと「レッド」と「大泉」の キャラクターを演じわけた方がよかったのではと思ったのが難点でした。 でも、結局かっこよかったから許しちゃうんですけどね。 だめだぁ。NACSに関しては、なかなか厳しい目で見れない…。 以上、長くなりましたね。「LOVER」でした。 ■関連日記/2005年4月9日


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