高貴なるたましい

2005/04/21(木)10:18

「究極のわが家「100年マンション」の誕生」読了

読書(21)

今日は、この本を紹介したいと思います。 2002年に発刊されたもので少し古い情報になりますが、建築物は外断熱にするべきだ。という著者の強いメッセージがこめられた本です。建物の断熱方法に内断熱と外断熱があるということくらいは事前に知っていたのですが、この本では内断熱or外断熱ではなく、内断熱=欠陥住宅とまで言い切っています。 日本のコンクリート住宅はほとんどが内断熱で作られており(わが家もそうです)、結露やカビの発生は、仕方が無いもの、使い方が悪い、作った業者が悪いと片付けられている事が多いと思いますが、設計時点で建築家が内断熱を当たり前と思っているため、結露やカビが発生する内断熱構造としていることが、そもそもの原因であるということです。 そのため、理論的には100年の寿命があるといわれる鉄筋コンクリート住宅が、30年そこそこで建て替えられるスクラップ&ビルドが行われているのでしょう。でも、これって地球に優しくないですよね、建築物を作るために消費されるエネルギーや廃棄物のことを考えても、今後は100年間使い続けられる、リニューアル&ストックの時代に向かっていく方が良いのではないでしょうか。 また、本当に快適な住環境にするためには住宅全体を、外断熱で365日24時間連続して換気する、セントラル換気システムが必要であるということです。実際に外断熱マンションで暮らしている方は、「遮音性に優れている」「全部屋で温度差がなく快適」「湿度が快適に保たれる」「風邪をひかなくなった」という感想をもたれているようです。 現在では、少しずつ広がってきているように思いますが、まだまだ、外断熱を売りにするマンションは少ないですね。 ------------------------------------------------------------------------- 一日一膳。今日もポチィとご協力お願いしますm(__)m ★ 人気blogランキング ★ ★ 楽天ブログランキング ★ ------------------------------------------------------------------------- 「自分は今ついている。どんどん運の良い人になっている。みんなが幸せなお金持になれる。」

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