こんなのあったらいいな 地球温暖化防止システム(その17)
太陽光熱複合発電システム都市開発が進み、自然環境が悪化している中国。でも、まだ電化されていないところが、たくさんあるようです。・中国西部地区の無電化地域(約2,300万世帯が居住)海岸や河川付近だけでなく、大きな内陸部の開発。分散型都市を作るためには、都市の最低ライフライン基準を満たす事が必要。それは、電気があり、水があり、ネットワークでつながる。そんなところに、お互いの利益につながる、日本の最先端の実証システムを作る。さて、このシステムの特徴は、太陽を自動追尾し、光(可視光線)と熱(赤外線)の両方を効率よく電気に変えるもので、従来の太陽光発電に比べ約2倍の発電が可能です。さらに廃熱を利用した給湯が可能であり、発電と給湯を総合した太陽エネルギー利用効率は65%以上に達します。日中共同プロジェクト「太陽光熱複合発電システム」利府町まちのにゅうす第150号(2005.10.28)・現在、宮城県利府町で行っている太陽光熱複合発電システム実証モデルの試験運転を2006年2月まで継続する。・上記実証モデルを2006年4月より内モンゴル地区の砂漠地帯で1年間の耐久性試験を行い、順次無人運転に入る。・実証モデルには日本製の熱電発電モジュールが使われているが、2006年7月にはこれを中国製モジュールへ切り替えて耐久試験を続け、低コスト化への道筋を付ける。という、スケジュールが公表されています。どんどん、進んでいってほしいな、広がっていってほしいな。東アジア規模での、地球温暖化防止システム。