4630万円をたった1人に振り込んでしまった。
振り込まれた人は返すつもりがなく。
カジノで全部使ってもうないとな・・・
もちろん一番悪いのは返金に応じない男ですが、
万が一、町役場に返金されなかった場合、
一体全体、誰が責任を持つのか?
4630万円は我々の血税です。
それをご送金した山口県阿武町役場は
何も責任を取らないのか?と思います。
この事件をもし一般企業が起きたらどうなるでしょう?
社員の何らかの過失で会社に対して4630万円の損失を出した場合、
その会社に出資した人はどう思うでしょう?
「何やってんだ!ふざけるな!」
と思わないでしょうか?
我々の支払った血税の一部が公務員の給与となっています。
国や市町村役場は我々が出資した会社も同じです。
その会社が出資したお金の管理不足で、
4630万円の損失が出したわけですから、
個人的にはなんで国民は役場に対して怒らないんだろうと
とても不思議な気持ちです。
一連の報道を見てみても、
役場の組長さんが、
返金請求をかけている男に対して「許せない」と憤慨している
と言う感じの報道しかありません。
繰りかえしますが、
返金請求を拒否している人が一番悪いです。
それは分かりますが、
法的に返金ができないのであれば、
その責任を負うべきは阿武町役場の組長であり、
阿武町役場で働いている全公務員です。
「
阿武町人事行政の運営等の状況について」を見ると
阿武町の職員は43人
年間支払われている職員給与合計は2億783万円。
職員を含めたその他の人件費も合わせると4億8,732万円です。
失われた血税の管理責任は
当然阿武町役場全体で補填してもらわないと困ります。
1年で返せとは言いません。
4630万円を43人で割ってみると、107万円/人。
これを10年かけて国へ返す。
いや、違う。
実際には支給されるはずであった人に返す、
と言うほうが正確かもしれません。
いずれにしても、1人当たり10万7000円/年です。
これを10年かけて国へ返済する。
1人当たり8916円/月ですから、
決して難しい金額ではありません。
返金ができなかった時は
阿武超役場の職員43人全員の給与から
毎月8916円を10年間差し引き
損失は補填いたします。
損失を出した全責任は町役場が負います!
とは、組長さんは言いませんねぇ・・・
返金されなかった場合の責任の所在は
「ハッキリ」させるべきだろうと
個人的には思います。
我々の血税が無責任に管理されているのであれば、
許されることではありませんからねぇ
ミスをしても給料が変わらない。
責任も負わせられない。
前例だけをひたすら踏襲し、
大過なく定年を迎えて恩給をもらう。
少なからず、
こういったベクトルが公務員にはかかっています。
なるべく責任を負わないように、
隣の部署の仕事には全く興味もなく、連携も取らない。
もし、隣の部署がミスしても、
自分のミスじゃないから知らんぷり。
一般企業の社員が同じミスを犯して
4630万円の損失を出したらどうなるか?
今の報道のようにはならないと思うんですけどねぇ~
どうなんでしょう?