マジで危ないサンフランシスコ
「Drugs, homelessness, real estate crisis put San Francisco on slippery slope to declineFormer West Coast shining star continues to struggle with housing crisis, homelessness, deadly drug epidemic」麻薬・浮浪者・不動産機器によって、サンフランシスコは滑り坂を下っているhttps://www.aa.com.tr/.../drugs-homelessness-real.../2956732ニュースソースはこちら↑アメリカ人の消費は相変わらず旺盛だし、雇用状態も良い。給料も上がっている。GDPも上方修正されました。経済データーだけを見ると、アメリカは繁栄しているように見えます。しかし、そのデータは「全体としては」というカギカッコつきだ。格差が極端になるとどうなるか?サンフランシスコが顕著にそれを表していると思います。テック企業の本社が数多くあるサンフランシスコ。超大金持ちが多く住む都市ですが、結果としてサンフランシスコの不動産はアメリカの他都市と比べて極端に高騰しています。多くの人は家賃が払えない状態で浮浪者が急増しています。パンデミック中は立ち退き猶予策が施行されていたので、ここまで浮浪者が多くはなかったが、それが終了すると、街に浮浪者があふれ出すことになった。さらに学生ローンの猶予も年末で解除されるわけですから、普通の人の資金繰りがさらに厳しくなるのは必至。「Paycheck to Paycheck」という言葉があるが、まさに「その日暮らし」と感じている人がアメリカ人の実に60%と言うニュースもある。逆にリモートワークの定着によって、事業用不動産は低迷テナントはスカスカ状態。治安の悪化も伴って大型店舗も個人店もヒルトンのような巨大なホテルもサンフランシスコから撤退している。ますます仕事がなくなれば、経済的に困窮する人が増えるのは容易に想像できると思います。来年のサンフランシスコはさらに浮浪者が増加すると思いますし、低額で買えるファンタニルのような強力な麻薬がさらに蔓延し、今以上に治安が悪化すると思います。そして、何と言っても来年はアメリカ大統領選がある。来年のアメリカは相当荒れるんだろうなぁと思います。アメリカで起こっている問題は近い将来日本でも必ず起こる。そうならない手だてを「事前」にしなければならないが、水と安全はタダという世界の標準からすると「非常識」な認識の日本人が多い。つまり、危機感がまるでない。まずは知ること。これにつきます。おしまい。