L'Oneiropompe / 夢先案内猫

2007/04/24(火)13:54

ファイザー製薬のバイアグラ

プレゼント(2)

中国・大連に住む中国人実業家Sが、小さな小箱をくれた。 「 キミの愛するご主人へ僕からのプレゼントを渡して 」 「 何なの・・・? わたしが開けたらダメ? 」 「 ダメだよ! キミはぼくの大切な友達だから、 キミを悦ばす為のものを選んだよ・・・ 」 Sは、そう言うと、クスックスッと笑った。 何か気になる。何だろう・・・。知りたい。 夜、ホテルの部屋でプレゼントの小箱を軽く揺すったら、 カタカタと音がする。 アメ・・・、錠剤・・・? Sに電話して、かまをかけた。 中身は、ファイザー製薬のバイアグラらしい! 「 男は、いつまでも、 妻を悦ばせる力のある自分でありたいものだから・・・ 」 Sはそう言って笑っていた。 トルファンは、まだまだ若い・・・。 無くても全然問題ない。 でも、この薬の力は知っている。 ちょっと複雑な気持ち・・・。 私は少し傷ついた。 わたしはなぜか『 ハンニバル・ライジング 』(本の方)の ロベルト・レクターの妻の紫夫人を頭に思い浮かべだ。 なぜかしら・・・。(笑)

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