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週間ポスト6/24号でオンラインカジノカフェについての記事がありました。
記事を要約してみます。 ■店の感じ ・「インターネットカフェ」とだけ書かれた看板。 ・10台くらいのパソコンが並んでいる。 ・偽名でもいいから名前を書かなくてはならない。 ・(アングラカジノなどとは違い)サービスはコーヒーがでてくる程度。 ■システム 客が賭けたいカネを店に渡し、画面上に手持ちポイントとして書き込んでもらう(←原文ママ) 最終的に客が勝てば店がその場で勝ったポイントを現金化して渡す。 1ポイント=100円 記事を見ると、どうもジパングカジノを使用しているみたいです。 ジパングとは特殊な契約をしてるわけでもないみたいです。 このままだと、客が勝っても負けても、このカジノカフェの儲けにはならないです。 どこでこのカジノが儲けているかというと、 「オンラインカジノ(おそらくジパング)に300万円を払い込んで会員登録するとVIP会員になり、その後デポジットした金を倍付けで勘定してくれる」 とのことで、つまり、 300万円デポジット、その後200万円デポジット⇒300万円+200万円×2=700万円としてカウントしてくれる。 カジノカフェの客が700万円負ける ⇒カジノは客から700万円受け取る ジパングに対しては500万円の支払いで済む という儲け方をしてるようです。 ここの胴元曰く、 「(この手のカジノカフェは)新宿に5-6軒、全国なら100軒以上はあるのでは?」 とのことでした。 『平均的な店舗は20-30坪、家賃が東京でも60万円前後、権利金が15ヶ月分で900万円。 後は不動産屋の手数料、内装費など。従業員は店長の他はパートでよく、昼番が時給1200円、夜番が時給1500円。パソコン10台で1200万円。なんやかや2000万円-3000万円あればオープンできるらしい。』 『新宿や神戸の店は突きに1億の売り上げとういうから、粗利が5000万円。』 『わずか一ヶ月で投資額を回収できる計算である。』 すごい商売ですね・・。 違法性については ・ネットカジノ経営者 『厳密に言うとひっかかるだろうが、今のところは微妙。 大もとのカジノが国外にある、新商売、機械相手と警察が二の足を踏む理由が三つもある。』 しかしネット事犯に詳しい紀藤正樹弁護士によると完全にアウトとなる。 「根っこの胴元がフィリピンにいて摘発不可能でも枝の部分は全部摘発可能。 というのは98年に摘発されたペンタゴノ事件がある。これはイタリアのネズミ講みたいなマネーゲームだったが、イタリアではネズミ講は違法じゃない。しかし日本の警察は日本国内の枝の部分だけ摘発した。」 とのことです。 以上、引用おわり。 紀藤弁護士によると「放任の段階を過ぎたらいずれ摘発される」とのことでしたが、どうなんでしょうね。 ペンタゴノ事件のことはよくしりませんが、ネズミ講の場合 1.大親ネズミ⇒2.親ネズミ⇒3.子ネズミ⇒4.孫ネズミ⇒5.ひ孫ネズミ という段階があるとして、1.2がイタリア、3以降が日本だと過程した場合、 2⇒3⇒4 だけでもネズミ講として成立してしまってます。 大もとがイタリアだろうがニュージーランドだろうが関係なく。 ですから、対抗犯であり、子だけでは成立しない賭博罪を論じるにあたって それを引き合いにだすのは意味があるのでしょうか・・? 法律は専門家じゃないのでわかりませんが。 どちらにしても、カジノカフェの場合は金銭のやりとりが日本国内で完結してしまっているので、「事実上、賭場を運営している」と捉えられる可能性があると思います。 同じグレーでも家でプレイするのに比べ、黒に近いのではないでしょうか。 記事を読む限り、カジノカフェではボーナスももらえないようですし、 リスクを上げてまでわざわざカジノカフェに出かける価値を感じません。 僕は行くつもりはないですし、カジノカフェはどうでもいいんですが・・。 おそらくジパングカジノと思われるこのカジノ。 最初に300万円入金したらその後のデポジットについて100%ボーナスになるんですね。 そっちのほうが気になります。 それともうひとつ。 1ポイント(おそらく$1のこと)=100円 本日現在のレートは$1=109円くらいですから、どうにかしたら攻略の余地があるかもしれません。 しかし、(たぶん)ジパングのボーナス頼りのこの商売。 ボーナスくれなくなったら店じまいなんでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/06/18 12:45:38 PM
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