2005/01/05(水)02:41
剣魔猫国 No055
天使の分け前
言葉と言うものは、少なからず影響を広げるものである
ついでに言えば、それを妨げる術はこの空間においては
本人の意思以外にはあり得ない
そんな中で、簡単に書くことをやめて欲しくはない…
かの魔術師のようにペンは剣よりも強というつもりはない
どちらも、使い様によっては人を傷つけるし
どちらも、使い様によってその強さは千変万化する
ついでに言えば、その影響を完璧に予測することなんてできない
予測の範疇外で起こる事象や、そもそも予測が外れることなど多々ある
とりあえず
毒を吐くなら自分と同程度の毒に対する耐性くらいはもって欲しい
自分の吐いた毒が元でたった一人が動いて
それが返ったくらいで止まるようなことはしないで欲しい
しかも、返ってすらいないのが現状じゃないのだろうか?
あの程度など試金石でしかない
まだまだ調和が足りない
更なる年月を経てこそ、毒にも味が出ると云うものだ
さながら名酒のように…
願わくば、今一度踏み止まらん事を