土星人
端的に言って、土星人は“心の世界”に住んでいます。理想が高く、したがって現実正解にはなじみにくい、という宿命を負っています。土星人は、まず、何ごとにつけても、白黒をはっきりさせないと、納得できない面があります。潔癖な性格で、正義感にもあふれ、実利よりも名誉を重んじる硬骨漢なのです。よく言えば“理想主義者“、悪く言えば“唯我独尊“タイプです。
自己主張が強く、プライドも人一倍高いため、自分の気に入らないことや、気に入らない人物に対しては、辛辣な言葉で攻撃します。思ったことは、相手かまわずポンポン言うため、“正直者”という評判とは裏腹に、恨みを買い、仲間はずれや左遷の憂き目にあうことも少なくありません。
本来の土星人は、とても温厚な平和主義者ですが、自らの“筋”を通さねばならないときには、剣をふるってでもわが道を通すというしたたかさを内に秘めています。しかしいずれにせよ、土星人は駆け引きのできない一刻者です。土星人は一生涯、土星人の内面に息づいているもう一人の多感な自分と闘いつづけなくてはなりません。
家庭運・結婚運については、土星人でも陽(+)と陰(-)とで、かなり違いがあります。陽(+)の人は、家庭を大切にし、子どもを可愛がります。何かにつけて外の世界では、あつれきの多い土星人としては家庭が唯一の救いとなるでしょう。
ところが同じ土星人でも陰(-)になると、子どもができると、仕事に対する集中力が薄れるなど、仕事と家庭とのバランスがうまく取れなくなる傾向があります。概して、家庭をあまり大切にしないようです。同様に結婚運にしても、陽(+)の人はとくに良くも悪くもなく問題はないのですが、陰(-)の人は結婚運が薄いので、縁があれば、早いうちに身を固めないと、独身で終わる可能性があります。適齢期の過ごし方が一生の運気を左右する、といっても過言ではありません。
土星人のセックスを一言で言うと、男性は典型的なムッツリ助平タイプ、女性はカマトトタイプです。というのも、土星人は、根はとってもセックス好きなくせに、セックスを何か不潔なことといったふうに捕らえる矛盾した観念を持ち、即物的に“遊び”でセックスすることを、いさぎよしとしないのです。それに、お体裁屋の面もあるため、お酒を飲んで酔っ払った相手が、ベッドを共にしたいといっても、据え膳を食わずにその場を立ち去ってしまうことも少なくありません。
○幸運なもの
桃花、オパール、真珠、ダイヤ、音楽、時計
○ラッキーカラー(アンラッキーカラー)
黄、ピンク、白、紫(赤、ケバい色)
○幸運な場所
塔、神社、仏閣、飛行機、高級レストラン、タワー
○幸運なスポーツ
登山、マラソン、トライアスロン、アーチェリー
○要注意(健康)
呼吸器系統、骨折・捻挫
○勝負運
一点張りの大穴ねらいに強い。
競輪・競艇・競馬など展開を挑む勝負に強い。
○幸運月・方角(不運月・方角)
+ 2月.4月.7月 北東・南東・南西(9月.10月.11月.5月 西・北西)
- 3月.5月.8月 東・南東・南西(10月.11月.12月.6月 北西・北)