夢なき者に成功なし ~三十路の独学奮闘記~

2010/06/19(土)05:23

09-10NBAファイナル

NBAのこと(46)

 09-10NBAファイナル、開始前の予想の中で注目していたのは、R・ロンドとD・フィッシャーの出来の差、それと、ベンチプレイヤーの出来次第で勝敗が分かれるのではないかと考えていました。  ベンチ層ならレイカーズ有利なのは一目瞭然って感じでしたが、そう一方的な感じではなく、割りといい勝負でした。  フタをあけてみなければ分からないとはこのことですね。  第1戦LA。  終始レイカーズペースに思えました。  セルティックスのいいところはまったくなかったわりには、それほど差が開かなかったなぁという印象でした。  特にインサイドが全滅でしたね。  ゾーンディフェンスでもするのかと思っていたのですが、特に何もありませんでした。  第2戦LA。  第1戦と同様になるのではないかと予想していたのですが、前半終盤までかなり頑張っていました。  特にR・アレンの3Pが爆発してました(嬉)  1ゲーム3P8本成功は、ファイナル記録ということで素晴らしいですね。  前半終盤はファールトラブルから続々と控えメンバーが出場してくるとペースがレイカーズ側に・・・  セルティックスの13番はセンターorパワーフォワードの控えなんでしょうけど、して欲しくないことを何回連続でしょうかね、、、やってくれてました。  2Q残り数秒のボール入れミスから3Pを食らい、さらにもう一発やられそうになってましたからね(怒)  あんな感じで起用されたプレイヤーが活躍できるチームが優勝できるチームだと思っていますが、完全に優勝対象から外れますね。。。  あの流れのまま2連敗でボストン行きかと思っていたのですが、4Qに頑張って勝利を勝ち取りました。  第3戦ボストン。  序盤数本は、前戦調子が出なかったK・ガーネットが頑張りました。  そのかわり、他のプレイヤーがボールを触れなかったこともあってか、ボールのつながりが悪くレイカーズに前半戦をもってかれました。。。  後半は一時、追いつく場面がありましたが、その都度、ボールのないところでのオフェンスファールとかつまらないファールによるバスケットカウントを食らったりとペースをのせることができませんでした・・・  P・ピアースがファールトラブルであるのと、R・アレンが絶不調ということで、終盤競ったゲームではありましたが残念ながらホームで落としてしまいました。  R・アレンのシュートが4分の1でも入っていれば違ったんでしょうけどね(爆)  要所での笛が明暗を分けた感もあったように思います。  第4戦ボストン。  今回も調子のいい選手と悪い選手が存在する状態のセルティックスでした、、、が、ベンチプレイヤーの活躍もあり終盤はいい状態で終わることが出来たように思います。  R・アレンはまだ調子が出ていませんが、チーム全体としてディフェンスがよくなったこととつまらないファールが減ったことがよかった点ではないでしょうか。  ペースをつかめそうなときにターンオーバーをしてしまった場面も目立ちましたが、その辺の改善と、K・ブライアントの単発ショットをもう少しおさえることができれば、問題なく勝てそうなチームですねw  第5戦ボストン。  前戦の流れを維持してか、開始からテンポよく得点していったセルティックス。  しかし、すぐにペースを取り返されてしまいました。  得点の面ではさほどあらわれてませんが、そのほとんどが自らのミスからでした。  K・パーキンスがよくないですね、、、自陣のゴールからドリブルして相手ゴールへ目掛けて行ってとまりきれずオフェンスファールとか、その他にも取れるリバウンドを取れずだったり、ゴール下でポロポロやったりとさんざん・・・  K・ガーネットにも同じようなことが言えました。  終盤、D・フィッシャーとのジャンプボールで負けたことといい、当たり前の仕事ができていないように思いました。  のびのびプレイできるシーン(ゲーム)ではいい活躍をしそうですが、プレッシャーがかかる場面ではよくないプレイヤーなのですかね!?(ミネソタ時代のプレイオフ1回戦突破できずという実績からも・・・!?)  ぜひともこの両者には、オフェンスよりディフェンス(特にリバウンド)に集中して欲しいですね。  R・アレンはまだシュートが入りませんが、随所にいいプレイがありました。  R・ロンドはあいかわらず要所での活躍が目立ちます。  今試合は通してP・ピアースが大活躍でした、というか、本来の持ち味がでたようでした。  レイカーズでは、第3QにK・ブライアントは神がかり的な得点シーンを連発、恐ろしい存在です(涙)  しかし、この単独プレイで得点差を詰められなかったこと、そして、この個人技の影響か他のレイカーズプレイヤーの得点がなかったことから、レイカーズに流れが向かなかったことがセルティックスの勝利につながったのかもしれません。  一言で言えばディフェンスがよかったということでしょう。  セルティックスらしいゲームだったと思います。  第6戦LA。  セルティックスは、オフェンス・ディフェンス・リバウンドすべてにおいて最悪なゲームだったと思います。  K・パーキンスは負傷により途中退場でしたが、その影響でこの結果とは思えません。  K・ガーネットはシュートセレクトも悪いし、リバウンドもとれない、おまけにあいかわらずのポロポロ具合、、、ハンドクリームでも塗っててそれがすべるんでしょうかね(飽)  彼の持ち味は、スピードと高さだと考えてます。  それを活かしたプレイをしてもらいたいところです。  センター付近(ポストよりも高い位置)にいるなんて、場違いもいいところでしょう、、、相手のインサイドプレイヤーをつれて来る作戦なのかもしれませんが、シュートまでいくのはどうかと。  そして、また出てきましたセルティックス13番w  リバウンドは飛ばない=当然取れない・オフェンスファールはする・動かない、こんなプレイヤーを出すよりだったら、インサイドは捨てて3ガードとかにして機動力勝負をした方がいいのではないでしょうか(爆)  唯一、よかったと思ったことは、R・アレンのアウトサイドシュートがよくなってきたことです。  ホームのボストンでは3Pが0本でしたからね・・・  レイカーズは、ボールまわりもよく、調子を取り戻したような感じでした。  第7戦LA。  序盤、セルティックスはオフェンスはよかったのですが、ディフェンスリバウンドがまったくといっていいほど取れませんでした。  それでもディフェンス、特にK・ブライアントに対するものが素晴らしかったと思います。  しかし、後半はそれがあまり見られずで、K・ブライアント一人にやられたということはなかったのですが、いいところでD・フィッシャーやR・アーテスト、P・ガソル等に得点されました。  R・ロンドやR・ウォレスはいいプレイが多々ありましたが、P・ピアースはそれほどでもなく、あいかわらずR・アレンはアウトサイドがダメでインサイド狙いをするもうまくはいっていない様子でした。  前半リードしていたセルティックスでしたが、後半はオフェンスがさっぱりとなってしまい、前述しましたがK・ブライアントに対するディフェンスもあまくなったこともあって逆転負け・・・  最終点差(結果)以上の差はあったと思います。  やはりリバウンド、、、ですかねw  レイカーズにとられたオフェンスリバウンドの半分でもセルティックスがディフェンスリバウンドをとっていれば違ったんでしょうけど。。。  LAレイカーズの2連覇達成、そして、ファイナルMVPはK・ブライアント(当然ですね)ということで09-10シーズンが終了しました  終わってみれば当然の結果って感じになりましたが、その内容はもっと均衡したものでした。  ここまできたらセルティックスに勝って欲しかったですね、、、すると、ファイナルMVPはR・ロンドだったのではないでしょうかw  ホームコートアドバンテージを持ってない中、劇的だったことでしょう。  今年はシーズン終了後ももう少し楽しみが続きます。  今シーズンオフの注目であるFA選手の動きが出てくるでしょうからね。  日々関連ニュースをチェックしていくのが楽しみです。       資格・スキルアップ関連の情報をお探しの方は、人気blogランキングへ   [夢なき者に成功なし ~三十路の独学奮闘記~ TOP]

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