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VOL2からの続きです。
先生からアドバイスいただいたホームページを公開した。 するとどうでしょう、みるみるうちにアクセスが上がっていくではありませんか。 しかしアクセスだけでは意味がない。 あくもでもビジネスとして成り立たなければ意味がない。 そこでこれを基にいろいろなプランを企画していった。 そうして行く中、このHPは、マスメディア関係から密かに 注目されていたらしく新聞、雑誌などの取材がきた。 おかげで何度も新聞、雑誌に顔写真入で掲載されていった。 そして女性ファンが殺到してきた。 そんなわけないが また有名な方々との人脈も築く事もできていった。 ここまでは大変いい傾向だった。 だが、最悪な事態が起こってきたのである。 そろそろビジネス展開に向けようとした時、 霊媒師の先生から連絡があった。 実は、自分の仕事の手伝いをしてほしいという依頼だ。 計画は、かなり大きなプロジェクトだった。 予算もあり、なんといっても先が見える人の事業だ。 失敗などおきるはずがない。そう確信した。 事業用の土地も取得していた。 が、その土地取得で大きな誤算があったのだ。 そんなことも知らずに安心して契約書も交わすことなく プランニングをはじめる。 順調に仕上がっていった。 一応土地売買について調べていかなければいけないことがあり その状況や契約内容などを確認する。 ところが なんと驚いた事に契約書などない。 その上、手付金を支払いしておきながら証となるものもない。 それも不動産屋の仲介なしに個人取引を行っていたのである。 普通ではあり得ないことである。 しかしながら何回も言うように先が読めているから大丈夫なんだと 思い気にはしていなかった。 またその経緯を聞くと売主は事業不振で相談にきた人らしい。 おかしいと思い登記簿を確認させてもらった。 予想通り抵当権が第三位まで設定されていた。 おまけに三番目の抵当権設定者が、怪しい金融業である。 調べるとその通りのところだ。 おまけに賃借権が設定されているではないか。。。 がチョーン。。 やばい土地に手付金まで支払いしている。 売主の連絡は?そう聞くと最近連絡がないということだ。 もしやと思い連絡をしてもらう。 携帯電話が止められていた。自宅に連絡をしてもらう。 自宅の電話も止められていた。 自宅と会社事務所に直行するともうすでに差し押さえが入っていた。 結局、会社は不渡りを出しその売主は姿を消していた。 なっなんでやーー 先生、先の事はお見通しなのでは?? あわてていた先生も少し冷静になり 「私は、他人の事は全て見えるが自分の事は、さっぱり見えない」 なんて言うじゃない。 おいおいそんな重要な事は、始める前に言えよーーー そしてその売主は、先生が支払った手付金を持って計画倒産して姿を暗ましていた。 とりあえず探ししかない。 あらゆる手段で探し出す。 一向に見つからない。 結局この仕事は、土地取得で失敗し流れる事になったきた。 同時に今までやってきた予算分の支払いができない と申し出てきた。 それは、勘弁してくださいよーー そこから揉め事に発展した。 お金に絡んだ問題がでてくると人は変わるものでいきなり豹変して 正式に契約をしていないし・・・・ なんて言うではありませんか。 何日か、すったもんだが続きお互い折れることで合意した。 何回かの分割で支払いしていただく事でしぶしぶ納得したわけだ。 結局、先生の先が見えることを信用しきって油断だらけの ビジネスをやっていたのが悪いわけです。 なんとか解決はしたもののある程度のリスクを背負ってしまったわけです。 困った時の神頼みというかよく当たる占いを信じきってしまうのも ほどほどにしないとね この大失敗は、いい教訓になりました。 しかしアドバイスで起こしたHPは、収益性は乏しかったものの お蔭をもちまして今、現在の大きなプロジェクトに結びついたのは、 正に事実でございました。 以上 終話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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