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テーマ:仕事の悩み(46)
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自営業はとてもあこがれられる職業かもしれません。
自分の好きな時間に、好きなように(かどうかはわからないけれど) かなり自由がきくお仕事であったり、あるいは 上にペコペコしなくてよいお仕事であるとは思います。 自分自身のことを考えてみても、比較的効率よく また自分なりに、自分なりにではあるけれど、自分の善意に基づいて 誠実にお仕事がしやすいので、それはやりやすくはありました。 さて、そういった自営業、あるいは起業家の方々への アドバイスをすることも、近年、増えてきました。 その中で、ああこの人はすぐに成功をするだろう、 あるいは、ああ、この人はこういう経験をしながら乗り越えていくだろう ということが、わかりやすくはなっています。 そういったことを踏まえまして、すこしアドバイスをします。 起業をされる方で失敗と成功の分かれ目は(失敗は悪いことではなくて学ぶために経験をしていかなければならないことではあるのですが) ものの見方があります。 ものの見方の根底には、考え方があります。 すこし説明をすると、例えば、リンゴを売りたい、とします。 (毎回リンゴの例でごめんなさい) そして自分のところのリンゴは、とても大きいから、いいだろう、と思っていて、そして味に酸味があって、それがすごく良いと思っている、としますね。 それで、このリンゴをすごく良い、と思うのは、 だれでも一緒なんです。一緒なんだけれどね。 売るときになってその人の本当の考えが出てきます。 もし、よいと思うのが、「人から認められてよいと思える」人であると、 そのリンゴは、最初はすごく売れないんですね。 売れないので、びっくりしてしまい、「こんなに良いものなのに」と 思いますよね。 しかし、「本当にそれが良いから売ろうと思っているかどうか」というのがここで現れます。 売ろうと思っている、というか、本当にこれはいいものじゃん、と思える力なんです。 もしその人が、本当に良いものなんだけれど、世間ではこういうものは 受け入れられないと信じている、としますね。 するとその人は、何かにかこつけて売ろうとします。 何かにかこつけて売ろうとしたときに、その作戦自体は悪いものではありません。 例えば、その時には、チョコレートが爆発的に売れているので チョコレートと組み合わせる、としますよね。 すると、その、「リンゴはよいものだけれど、わかってもらえないから 別の売れているものにくっつけて売ろう」としている人の発想って、 だめなんですよね。売れないんです。 どうしてか。 そもそも、チョコレートは売れるけれど、リンゴは売れない という元があるわけです。 だからチョコレートを借りているわけです。 借り物をした場合、どうなるか、というと、もともとのチョコレートに 勝てないんです。 チョコレートより下だと思っていて、リンゴの良さをチョコレートで出そうと思っているから本来のチョコレートより良いものができない、ということなんですね。 私ね、皆さんが思っているよりも、厳しいことを言っているんです。 これは、皆さんの思い込みに対しての問いかけをしているんですから。 あなたがよいと思っているものは、世間で受け入れられないから 形をどこかで借りてこようという発想の人は、うまくいかないよ、という 話をしているんです。その借りてきたものに勝てないからです。 しかしですね、本当に本当にそのリンゴは素晴らしいということがわかっていて、ちゃんとそれを正面切って世間に出そうとしている人は、 チョコレートをかけた、としても、売れます。 というのは、そのリンゴの良さに真正面から向き合って リンゴの単体でも恥ずかしくないと思っているから 隠そうとかチョコレートの力を借りようという発想ではないので、 「本当にそのリンゴが生きる」味を生み出すからなんです。 これって、見た感じ、上と下の人は同じに見えるんです。 見えるんですが、下の、このリンゴはそのままでも素晴らしい。 本当に世間がなんと言おうとよいと信じられる人々は、チョコレートをかけた発想を自分で知っています。 だからそういう人たちが、同じようにチョコレートをかけて売れない人に アドバイスをしても、何となく、あれ、きちんと話しているはずなのに なんで通じないんだろう、肝心なところが伝わっていない、と感じると思います。何か、違うと思います。 思うけれど、上手く説明ができないんですね。 ここが、よく成功をしている人の話を聞いて、失敗をしている人が同じことをしてもダメな理由です。 そもそもの原点、考え方が違うから、なんです。 「このままではだめだから、他のものに形を変えよう」 とするのって同じ言葉では表現をされてはいても、 その人が、 「このままでは売れない、だけれどこれは素晴らしいと知っている。私はそのまま出す勇気もあるし、世間も受け入れると知っている、信じている」人の発想と、 「このままでは世間は受け入れない、世間ってそういうものだもの。そういうものだって知っているもの、だってそうなんだもの、だから世間に合わせて何とかしないと」とする人の発想と着眼点は 全く違う、ということなんです。 同じ、チョコレートより良いものが生み出せない以上、 そんなものは、リンゴをつけずにチョコレートで売ってください。 チョコレートのほうがいいです。という話なんですね。 どうしても、「リンゴは売れないからチョコをかけて」という人の発想は 「チョコより良いと信じられないリンゴで作ったチョコ以下のもの」 になるということなんですね。 表面上、同じものに見えても、違う。しかし説明ができにくい。 だから、そもそもの発想が 「このリンゴはよい、私はこれを宣伝するのが恥ずかしくない。 そしてできる。しかしながら、チョコは時流に乗っている。 なのでそれを使う、しかしリンゴはよいと自信をもって世間にも言える」という人の発想と違うんです。 それでですね、そう考えると、あなたが自分が売りたい技術なりなんなりを、何か売れそうなものに形を変えて ホームページを作り替えたり、何かにかこつけたり、資格をとったり、 さまざまな権威者に言ったりしても売れないのであれば そもそものあなたが本当にやりたいことに対して、怖がっているんです。 あなたは信じ込みすぎているんです。 形を変えてごまかそうとしているんです。 ほかのさらに輝かしいチョコレートの世界に行こうとしながらも、輝かしいものが好きではなくて、リンゴが売りたいと、中途半端になっているのかもしれません。 「世間というのもはこうですから、これは受け入れられないでしょう」 という独り言を言いつつ仕事をしているんです。 はっはっは、あなたの独り言はしっかり実現してますよね。 本当にあなたが、「世間は受け入れないだろう、こういう形だと 形を整えないと」ということに逃げずに ちゃんとその価値を、あなたがやりたいことを、 そのまま出して売れる信頼があるでしょうか? そのうえで何かとドッキングされておられるかしら? これがこのままで、本当に受け入れられるには、 そのような信頼を持てるように自分がなるには、ここに真剣になっていますか。 ここがないと、「これをすれば売れるだろう、こうすれば売れるだろう」という発想をいくらしても解決にならないんです。 そうしてこれはこれで本当によいと自分が思えて 世間がどう思うかという幻想に引っ張られずに そのうえで、本当に売れるものと組み合わせたら、それらは力があります。 そしてこれはさまざまな成功者の方々が、伝えようとしてくれていることだったりします。 あなたは自分の売りたい物、技術を、信頼できていますか? http://www.acoreading.com 無料相談もやっています 無料相談は acrsoudan(a)yahoo.co.jp に(a) を @マークに変えてご送信ください。 3行程度に短くまとめて送ってくださいませ。 回答までにとても時間がかかっていたり 全員にお答えすることはできません、すみません 無料相談のお返事はメールでの返信ではなくブログや、フェイスブックの方でお返ししています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.10.25 22:24:43
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