本来のあなたの力

昨日の話の続きです。
今日は昨日の彼女の、セッションの流れと共に、
愛の問題に隠れた本当の問題をお伝えできればなと思います。


彼女はおばあちゃまに育てられ、母親はあまり家にいない環境で育ちました。
家にいなかったことで、絶対に母にしてほしいと言い続ける
頑固なお子さんであったそうです。

「お母さんがしてくれない限り嫌だ嫌だ」と言い続け、
しかし、お母さんがしてくれても、
何かぴったりこなくて、ずっとそうじゃない、と言い続けていました。

それそのものが、彼女の愛情でしたし、
嫌だ、そうじゃない、直して、と、
そうやってかかわることが、彼女の愛のパターンでした。

いくら親切にしてくれる人が仮にいた、としても
いくらでも自分自身の力で心地よくできるとしても、
それが出来なかった部分がおありでした。
強い強い感情で、それは理屈ではなく、
実際は嫌だ、コレジャナイ、どうしてわかってくれないの、
という声は、自分自身に対してのものだったのです。

彼女は、セッションで、髪の毛の結び方がまちがっていると感じます。
母親にそれをしてほしいのに、お母さんではないから嫌だ、と言います。
しかし母親にしてもらっても、違う、こんなのではない、と必ず思います。
彼女の場合はそうでした。

そして、彼女は幼少期に行き、
トイレットペーパーをうまくつかめなかった彼女に
父親が、あまりトイレットペーパーを使ってほしくなかったので、
「ふかなくてよいんだよ」と間違って教えられていて
「ふかなくてよいんだ」と信じてしまう出来事が出てきました。

そんな中で、
彼女は実は、お父さんは、お父さんで正しいことを教え
そして彼女は彼女で、お父さんの言うがままではなく、
「気分の赴くままに何枚でも取り、そうしていくうちに、ああこれだ
こうすればうまくいくぞ」という達成感を得ていきます。

そうして得られた自分の中での強い達成感は、
他の年齢でも違う考え方をできるようになったり
何をしても得られなかった達成感を容易に得られるようにしてくれます。

そうして、彼女はそういった自信を取り戻すことで
母親に髪を結んでもらいたかったという出来事も
「ああなんだ、お母さんに結んでほしかったんじゃなくて
本当は結びたくなかったり、みつあみがよかったのに、それがよくわからずに
そうじゃない、こんなんじゃない、お母さんがしてくれたらいいのに」と
感じていたことに気が付きます。

だれに対しても、「こうじゃないのに、もっと愛してほしいのに」
「もっと大事にしてほしいのに」と感じるけれど
自分自身が何をしたいかわからない、というのは、
実は自分自身がこんなに楽しく達成ができるんだ、という
方法を見失っていることであったのです。


彼女のそのセッション後の感想も、
ありがたいことに許可をいただいたので最後に載せさせていただきました。
本当にありがとうございます。

経験をしていない方には少しわかりにくいと思うのですが
要は、「自分が本当にしたいこと」を見つけられて、
それをしていると、自分自身を学べる過程に来た。

それ以前の、「お母さんがこれをしてくれない、彼がこれをしてくれない
嫌だ嫌だでも何をしても達成感がない」
という在り方が変わっていっている過程だ、ということですね。

ここまでくると、同時にいろんなことの整理が始まっていったりもします。

お母さんはなぜわかってくれないんだろう？
それにこだわり続けていた過去。
自分自身の楽しさがわかりにくくなり続けていた過去。
異性との関係が、自分が得られないものを得るために、から
本当の自分を取り戻したうえでかかわっていけるようになった、ということです。

彼女の以前の状態は、その彼がしてくれない、嫌だ、苦しい、
何もしたくない、という状態でした。

でも、人生は実は道なんです。
ただの道。道途中に何があってもよくて、それはただの経験です。
苦しいとしても、それは間違っているからではなく
ご自身が、昨日よりもっと魅力的な自分に出会うための道から、
少しそれているよ、という印なのです。

異性関係の問題は、自分が自分と離れて、
その離れた部分を相手が、与えてくれているという部分で起きます。

しかし自分が自分らしくいられるうえで、かかわる人々は
心地よさを作ってくれたりしますし、
そんな風になると自然と出会いもあったりします。

レベル１０までで必ずご結婚される方がでるのって
このレベルでの整理をしていっているからなのかもしれませんね。

なお、レベル１が、7月16日にあります。
今回はあまり宣伝をせずに
じみじみっとやっていくかもしれません。
お問い合わせがあれば、こちらにどうぞ。
http://form1.fc2.com/form/?id=646491

一応今まではACRのセッションの方法を学ぶことをメインでやっていましたが、
今回は、自己の解放のために行っていこうかな、と思っています。


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セッションを終えてから、翌々日に職場近くに素敵な麹屋さんがあるのを見つけたのです。
嬉しくてすぐ入って、すぐ生麹を買いました。

嬉しくて嬉しくて。

甘酒にするか、塩麹にするか…

ウキウキ考えながら、備品を揃えるのに3日ほどかかり、そして気持ち的にも、落ち着いた今日がその時って感じで、家にたまたまあった瓶を見つけ、塩麹を作ってみました。
甘酒を作りたい気持ちもあったのですが、作ったら確実に食べるのは塩麹だと思ったし、塩麹でお料理したい！って今すごく考えるのがわくわくしていたので(レシピ見てたら電車3駅乗り過ごしました)甘酒は次にとっておいて、まずは塩麹を仕込みました。

なんか順調に作業が進むこと、たまたまあった瓶なのにあつらえたようにぴったりの量だったことが嬉しくて、両親に見せて回りました（笑）

それで仕込み終わって、10日後にできるのねぇ♪と眺めて、本当にピッタリの量がなぜかとても嬉しくて、おいしくなるんだよと声をかけ、お風呂に入ろうとした時にふと思ったのです。

あ、麹は私に「待つ」ことを教えてくれてるんだ…

やることをやって、待つ。

人事を尽くして天命を待つ。

これか！！！となんとなく納得して。
階段に置いてある味噌ちゃんや、台所にいるぬか床ちゃん、そして、塩麹くん。
私は彼らが彼らのペースで発酵して完成形になるのを必要なことだけして放っておいてる。
待ってるけど、待ちすぎてない、この感じが私の安定の感覚に近いんだなって。
適度にわくわくして、忘れている時もあって(ほとんど)、通りかかった時に声かけたり、混ぜたり…
こんな日常に私らしい生き方のヒントってあったんだ。

トイレのちり紙を3枚取るみたいな練習もこれに当てはまるんだろうなって思うし、感覚が同じ気がするのです。

甘酒は嫌だっていうのも、ちゃんと聞き入れないとですね。
すごい作ってみたい気持ちだけはあるんですけどね（笑）

あと森星ちゃんを見ていてわかったのは、彼女常にご機嫌な感じで生きてるだけで楽しくてわくわくしてルンルンでって思ってたけど、でも、だからと言って、いつもすごくハイテンションなわけでなくて、たのしんでいても落ち着きみたいのがあって、なんとなく私が楽しい人生だと思い込んでいたものは、実はハイテンションすぎて、それで常にいるのは逆に異常なんだなと、穏やかに人生楽しむってこんな感じってことだ。と感覚が掴めた感じもして、素直さとか自分の感覚をちゃんと大事にしているように見えてあーこういう生き方いいなって思いました。


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