本来のあなたの力

2020/02/28(金)22:38

復讐心との上手な付き合い方

ブログで最近恨みの話題が出たので質問です。 恨みから相手に復讐したいという気持ちと、それを実行に移してはいけないとずっと葛藤している状態です。 許す許さないの前にこの「復讐したい(やり返してやりたい)」の 心理の根源を解説していただけるとありがたいです。 人類永遠の課題でもあるかなと思いますがどうして こんな気持ちが湧いてくるんでしょうか? 復讐したくなる心理ですが、心理を知ることが役に立つこともあるでしょうけれど、それ以上に解消していくことのほうが、あなたが楽に生きられるうえで大事だと思うので、それを踏まえてお答えしていきます。 ただし注意点として、「具体的な物事がわかったうえでお答えする答えと」「ざっと聞いた概要からする答え」がまったく逆のものになり得る、というのは、踏まえておいてください。 だって具体的に聞くと全然状況が違う方がおられるからです。貴方の場合は、私がある程度状況がわかるのでそれを踏まえてお答えしますね。 さて通常、復讐したいという心理は、これは癖になってしまっているもので、ご家族にそのような傾向があった方々も多くおられます。 そして、その心理は、自分が傷ついたときに「ま、いいかなあ、私は私でこういう方法で幸せになっていこう」という方向に向きにくい考え方が癖になっていて「この人はこうできるけれど、私はこうはできない、そして私はこれが与えられない」という方向に心理や考え方が向きやすく、そこに執着が起きてしまいます。 執着というのは、とても良く使われる言葉ですけれど私の解釈では、「そういった心理にいったんなると、ほかの考え方がしにくくなるもの。自分がよくなっていくことよりも、その人(あるいはその物)との関係でしか物事を考えられなくなって、その考えから離れにくい状態」を言います。 たとえば、ものを落としたときに、「落としたなあ、あーあ、またお金をためて買おう」と思えるまでの時間がただ長いだけならいいのだけど、そういった考えになれないで「なくなった、なくなった、なくなったものがこうでああで」というずーっと無くなったものが頭から離れない、忘れられなくなるのが執着ですね。 すごーーーく、すごく深い根底には、「自分は自分で得られるとは思わないんだよね。自分は乗り越えたくない部分があるんだよね」という心理が隠れていることが多くあり、この解消は一つカギになるのかもしれません。 さて、そんな復讐心には時に、「良い人になろうなろう」としすぎることが、かえってよくないことがあります。 良い人である、というのはこういう人になりたいな、と思うのが自然なカタチです。なので、「こういうべきだ、こうあるべきなんだ」という頭の葛藤が生まれると「人を裁いてイライラする状態が長くなる」という別の問題を生むのです。 例えば「この馬鹿!はげてしまえ、うう~」と心で恨みに思うけれども、からっと笑って許せるほうが、「恨みがある。でもそんなの絶対にいけない、ダメだ」と思いながら何年もその人を恨んでいるよりも、健全度合いが高い場合だってありえます。 ということで言えば、健全な復讐は考えてもよいのかもしれません。相手のふりをして、なんらかのものを代引きで勝手に注文する、みたいなことは犯罪だし、ネットに晒上げる、みたいなものはまずいとは思いますが。 しかし、「もう本当に大嫌い!この人本当に嫌いだよね。嫌いな気持ちがあるなあ。あるんだなあ。本当にあるんだもんね!お前なんて嫌いだもんねー!もう禿げろ、死ねと思っているもんねー。そういう自分が情けないけれどいるなあ。でも私はお前よりもっと幸せになっちゃうもんね、この馬鹿!」みたいに思う自分がいることを十分に許し、そのうえで自分がその人を越えていくような想像は、健全な復讐であるように思います。 また、そのように考える自分を許すことは大切です。 これは嫌いな人を許すのではないです。『嫌いな人間がいる自分』を許すんです。 「ああそういう自分がいるなあ」と許すことは、「だから復讐をする」というのではなくて「ああ復讐をしたい自分がいるんだな」というそういった自分がいることへの理解はイライラから自分を解放するための大切な一歩です あなたの生きている世界を、今より楽しく、楽に生きられるように出来たら、あなたの目に映る世界はどんな風に輝くのでしょうhttp://www.acoreading.com なにか最近起きた問題や、悩み事いいようのない不安や気持ちのモヤモヤ。あなたを悩ませ、人生を暗くしているものはありませんか? 無料相談もありますので、ご気軽に相談してください。無料相談では、3行程度に短くまとめて送ってくださいませ。回答までにとても時間がかかったり全員にお答えすることはできません。 そして、無料相談のお返事はメールでの返信ではなくブログや、フェイスブックの方で記事にてお答えいたします。無料相談は acrsoudan(a)yahoo.co.jp の(a) を@マークに変えてご送信ください。

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