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カテゴリ:筑紫哲也、TBS、朝日新聞等
朝日の9日の社説でびっくりする文章がありました。日記リンクしているどなたかの日記で知りました。問題の部分は
-------- 福田官房長官は「自衛隊は人道復興支援を行っている。撤退する理由がない」と、誘拐犯の要求を拒んだ。かといって要求を突っぱね続ければ、3人の身に危険が及ぶだけでなく、同種の事件を誘発する恐れがある。それがこの事件の深刻なところだ。 -------- 一般的には「テロの要求を受け入れると同種の事件を誘発する」と言われており、この一般論を朝日が独自の調査で明確に論理的に実証的に否定したことがあったのかどうか私は知りません。朝日が言いたいことを推し量れば「自衛隊を撤退しなければ同種の事件を誘発する。」という意味だろうか。テロの対象は誰か。イラク内の邦人か。自衛隊員か。NGO、NPO、フリー報道関係などは今回の事件後もイラクに残る人間がいるようだから、そういう人達まで国は面倒見切れないだろうし、それでいいだろうと思う。 中日新聞の今日の夕刊は自衛隊のイラク撤退キャンペーン中でした。またかよ って感じです。1面の記事はまだまともでしたが、社会面の記事はあいかわらずひどい。自衛隊撤退か否かの質問への30人の回答集計コメント記事は撤退賛成16人、反対10人、わからない4人でした。撤退賛成には15歳の女子中学生の自衛隊派遣はそもそも憲法違反だとのコメントもありましたネ。撤退反対の意見の中に「拘束された3人は自己責任の行動の結果だ」という意見はありませんでしたが、30人の意見の中に1人もそのような意見がないのはおかしいですね(笑)。あ、忘れてた。この集計結果は世論調査でもなんでもなく、3000人のヒアリング結果の代表的意見であるとか、賛成・反対の割合に何らかの統計的意味があるとは書いてないので、市民の意見の名を借りて世論操作しようとするいつもの手でしたね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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