親になって思うこと。

June 11, 2006

今日は中学時代からの親友。Ｍの３１回目のバースデー。
お祝いのメッセージを送り、ふと思い出したことがあった。

前回４月の帰省時。
数年ぶりに友人とシンを連れてＭ宅を訪れた時のこと。

何年ぶりにお会いしたのかな。Ｍのお父さんが出迎えて下さった。
相変わらずのテンションと写真攻撃に少々押され気味だった私と友人

お母さんが帰宅され、メンバーチェンジ。
お父さんは二階の自室へと戻られた。

と。。少しして。

またお父さん再登場

手には１８(第１８巻の意)と記されたアルバム。

そう！高校時代のアルバムを持ってきて下さったのだ。
嫌がるＭを横目に、早速拝見！

すると。。『懐かしい～！』
高校時代の皆がそこにいた。

修学旅行。
ページを開くとタクシーに乗り込むＭの姿。
『朝○時。いつもより早く家を出る。集合時間より少し早く到着。。。』
お父さんのコメントが飛び込んできた。

その後も、その当時のクラスメイトＹちゃん直筆の自由行動計画表に、寺院仏閣の入場券。
毎日の行動と余すところなく、全てが記されていた。
実際行ったはずの私たちが感心するほどの内容。

その後もＭと私２人で行った高校の卒業旅行。
泊まったペンションの切抜きの横には、またまたお父さんのコメント。
『Ｍ持参のカメラが途中で壊れてしまう。Ｙangziゴメンネ！』

その次のページには、高校時代最後にお宅へ伺った時の私とＭの写真。
『お父さんを高校時代に突然亡くされたＹangzi。辛い経験を乗り越え、見事京都の大学へ合格。おめでとう！。。。』

そそくさとＭの部屋へ入ろうとしていた私をカメラ小僧のように激写したお父さん。
まさかこんな形で残していただけていたとは。。

そして最後はＭ。高校時代の総まとめ。
『身長１７２センチ。体重５○キロ。国語・英語の成績は中の上。日本史が不得意で暗記物が今から間に合うものかと危惧す。。(長い件のあと）。。彼氏。Ｉ君。身長１７０センチ。体重○キロ(かなり太め）と推測す。○○高校卒業後、早稲田大学を目指し浪人中。。。』

当時の彼。Ｉ君が登場したのには大爆笑。
一度も紹介したことないはずなのに、何故？？
しかも身長体重は推測(だがほぼ正解！)。
そして長い件の締めくくりは。。『私は病人は嫌いだ。』

Ｉ君。今も昔もかなり太め。
ちょっとおしゃれで、博学で、その当時はかなりもてていた。。気がする

でも。。お父さんからすると『おデブちゃん＝自己管理の出来ない人間＝病人』なのだそうだ。
かなり笑わせてもらった。。
現在。Ｍ物産の上海支社で働くＩ君。
なかなかの出世振りなのだけれど、お父さんから見ると今もただの病人なのだろうか？

そして今日誕生日を迎えたＭ。
数ヶ月前に出会ったＡさんと幸せな時間を過ごしているはず。
結婚まで秒読みという２人には、残すところただ一つのハードルとなった。

それは。。勿論お父さん。

でも社会でもまれ角が取れた感じのＡさんは、優しさと強さを持った男性。
そんなお父さんを説得してくれると言った唯一の人だった。
待った甲斐があったね～。Ｍ