000000 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

TORA TORA TORA

かごめの唄で囲んでいたのは地縛霊

生きている事が妬ましく思えていた地縛霊達は、
待っていても自殺してくれない人に対し、いよいよ最後の返答を迫ってくる。

これは、昔から起こっている話。

あの世の事柄なんて考えてない普通の人間に対しても。
自分達が悩んでいた地点から去ろうとしている者に対しても。
だが、それは普通の人にこそ待っているものなのかもしれない。

これは最後のテストだ。覚醒しそうな人を
谷底に落せないか画策する関門だ。

どの人も危うく地縛霊の憑依に巻き込まれそうになり、
戦慄を走らせることがあるのだろうが、「自分にはできない」と
思わせることが出来さえすれば、遂にかれらはその包囲網を解いてくれる。

その時こそ、
解脱することを霊界に許された瞬間。

これらの描写は、古来より仏像の頭髪にある人魂の集合として
伝えられているが、いつ、誰がそちら側に渡ってしまうかはわからない。
ダンテスダイジは、彼らに愛されたのか遂には自殺にまで追い込まれてしまった。

籠の中に閉じ込められた鳥たちの告白に拠るところ、
雨宮さんは、無償で教えていた門弟の人達に住む家さえ
剥奪されそうになり、門弟に生き続けない姿を伝えたい、という
思いに駆られ、命を絶ったのだと云う。

誰の心にも浮かべてしまう思いはある。そして、
ダンテスさんは探求の途中で憑依が起こる可能性を忘れてしまっていた。

それが一番よい判断であるかのように思わされてしまう事で
どんな人物であっても、ほんの僅かな心の隙間から連れ去られてしまう。

カゴメの籠に入っている鳥は、諦めが尽くまで生かして貰えなかった人達。
アストラル界は、自分の能動を消すことが出来なかった人達がいる場所。
自分の夢から引き揚げることが出来なかったから、その夢だけが残り、
いつまでも有り続けたいことを願う気持ちだけが自分の中に生きている。

おそらく、とても、寂しいんだろう。
自分の中に裏切れない愛がまだ生きてるのに、
自分の外側にある世界に向けて、それを見つける機会すら
奪われてしまっている状態。

だから、夢を見ていた頃を加齢することだけで
過ぎてしまっていた自分の部屋に来たんだろう。

夢を見ているというのは、何処に行けばそれがあるか
わからないから、宛てもない寂しさに変わるのだと思う。

夢を見れないというのは、実際に味わえる楽しみは
どんなものなのかを知るようになったから、それしか
見ないようになるんだろう。

若いうちからそうなっている人は、たぶん、
沢山いたんだろうけど、自分はそんな風に割り切って
しまおうと思い始められた頃が、一番、切ない気持ちになった。

そしてその頃、丁度、自分の身体の内側にあった
小さな炎のようなものが股の間から抜けて行った。

それこそ、僕のアストラルだろう。
それこそ、私が小さい頃から大事に持っていた青春だった。
その時、初めて僕は、少しの涙と一緒に寂しくない自分になれた。
その時、初めて僕は、誰も来ない部屋の中で一人になっていることを
誰にでもある普通のことのように思うことができた。

そして、その時、初めて僕は、
特別な人になりたいと云った焦るほどの予定が消え失せ、
何でもない人になれた。

ほんと、端から見れば、
何でもないことは勿論、誰の目にもずっと前から映ってない筈だったのに、
自分ではやっと、自分のことを、何でも無い人なんだと思うことができた。

そして、
誰にもばれないように装いながら、
心の底で思ってしまったことがある・・・。

もう、僕は、自分から自分にがっかりして
死にたいなんて思うことは無いんだろうな、と。

僕は、危険な時期を乗り越えたのだ。

僕は、自分のシャドウを乗り越えられた。
自分の理想というものが、自分から去ってくれたんだ。
それは、自分を死なせる為にいたはずの死神が、
自分の中から消えてゆくこと。

だが、事態は急変する。
それで終わりではなかった。

最後の使者がやって来たんだ。
僕を・・・試す為に今まで姿を見せずに隠れていた
頑張りの神さまが。

それさえ持っていれば、頑張ることもできるけれど、
自分をピンチに陥らせてしまうかもしれないチャレンジの神さま。

かれらは、知らない人達ばかりだった。
この国の何処かで生きていたはずの、、まだ、年老いているとは
云えない雰囲気の人達。

知ってる人達もいた。
中学校の時に同級生だった何名かの知人。
彼等は、ずっと僕のことを見ていたのだ。
僕のことは何でも知っていた。

そしてきっと、あなたのことだって見ている。聞けば、
事故や自殺で亡くなっていた人達ばかり。

それでもすぐに殺そうとはせず、ずっと待ってくれていた。
話しかけられても不思議には思われないタイミングを。

同級生だった人も、何処に住んでいたのか知らない人も
私のことを全て、知っていた。

彼等は、神だった。

どんな本にさえも
名前は載っていないけれども、
まさに神と同じだった。

その人達の呼び名をコックリさんと云う。

イエスは、かれらにこそ、
主役を。
  ・・・最後の審判を任せていた。

でも、それでイエスの若い人達を刈り取った
罪の埋め合わせがされるとは、到底、思えないのだけれど。

本当はこのまま待っていれば、僕なんか何処かで躓いてしまう。
それは、感情を持っていた為に死んでしまった魂と繋がっているから。

その人が持っていた性格と同じように私も死んでしまうはずだ。

いつ、解放してくれるのかもわからない。
このまま、籠の鳥にされてしまうかもしれない。

うしろの正面だあれ。今日、私と喧嘩をする人は、
この人達のうち、誰になるのだろう。

うしろの顔が誰であるか、気にならないほどであれば、
もう、飛び立っていたのかもしれない。

もう、今月で彼らが現われてから丸4年になってしまう。 2017.3.3.10:55


© Rakuten Group, Inc.