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カテゴリ:その他雑感など
米中貿易協議で部分合意、15日の対中関税上げ延期
米国・中国各政府は米国時間11日に、貿易問題で閣僚級協議を開き、農産品や為替など特定分野で部分合意に達しました。 中国が米農産品の輸入を増やすほか、通貨政策の透明性を高める。 一方、中国のこの出方を受けて、トランプ大統領は10月15日に予定していた中国製品への制裁関税の引き上げを先送りすると表明しました。 貿易戦争の更なる激化は、この時点ではひとまず回避されたことになります。(良かった) 米中合意のポイントは、中国による米国の農産品の輸入の400億~500億ドル増加のほか、米国が人民元安への意図的な誘導と批判してきた通貨政策では透明性を担保する、としました。 また、金融市場を開放したり、技術移転の強要をなくしたりする施策も含まれるようです。 トランプ大統領は、11月にチリで開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議で、習近平国家主席と正式に署名することに意欲を示しました。 今回の合意は、比較的歩み寄りやすい分野に限って部分合意したものであり、中国の過剰な産業補助金や国有企業の優遇など解決が難しい難題は先送りしています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.10.12 19:41:09
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