投資ファンドの実力を考える
投資ファンドの実力とは投資ファンドは、国内外にたくさんありますが、モノの本などでよく言われることに、アクティブ運用はインデックス運用にかなわない、というものがあります。私もそのとおりだと思います。アクティブは、単年ではインデックスに勝っても、継続的にはインデックスに勝てません。先日の新聞記事に、運用会社別に見た追加型投信の5年シャープレシオと、参考に算出したインデックス投信のシャープレシオの平均(インデックス型平均)を比較したものが出ていました。その結果、インデックス型平均を下回ったのは、国内株式型:45社中31社先進国株式型:49社中42社バランス型:38社中33社でした。高めの手数料を支払って、市場平均にかなわないようであれば、最初から市場平均を目指した方が合理的です。投資の神様でアクティブ運用の勝利者の代表格であるウォーレン・バフェットでも、自分の死後、妻にはインデックス投信で資産運用するように遺言する、と言っているほどです。投資ファンドに任せる以上に、何も考えずに平均に任せる、これが超長期資産運用で成果を上げる近道でしょうか。