午前休だった。
ふと見たテレビからこんな告白。

『わてくし32年間彼氏がいないんです。どうやったら女のフェロモンを出せるのでしょうか？本気で悩んでます』


時計を見つめるおで。まだAM10：00だ。

32年間で出た結論。
あたしにはフェロモンが足りなかったんだ。


あんたイッてよし！

その安易で屈折した結論から導き出された口調もダメだった。
テレビのパネリストは一斉に思った。
『いやそこじゃないと、』
しかし番組はぬかりなくフェロモン研究に造詣が深い教授、心理学者を用意。
それが後に朝から大いなる無駄知識をえることとなる。

人はフェロモンをだしている。これは98年にイギリスの権威あるネイチャーに掲載発表。世間をピンク色にさせた。

モテないオレでも出し方知ってたらモテるかもしんまい。

しかし当時はその効能ははっきりしておらず、世間に影響を与えたことと言えば殿様のフェロモンと言う番組が流行ったくらいだ。
そしてほどなくフェロモン香水が発売。気になるけど買えなかった人も多いだろう。

そんなフェロモンはあの悪しき【アポクリン線※】から分泌されていることがわかった。
そうワキガの原因になっているあの外来線である。
主にフェロモンが湧き出ている箇所はワキそしてチン毛マン毛から。
この発見は次の実験方法で実証された。
※腋の下、陰部などの特定部位に分布する汗腺。細菌に分解されると体臭の元となり、特に臭いの強い場合はワキガ、と言われる。

30人の女子寮で実験。
一人女子を選びその娘のワキを毎日ふき取ったコットンを残りの29人の鼻の下にこすりつけること2ヶ月。
驚くべき現象が！んが！（すいません興奮しました

その鼻下にこすり続けられた29人全員が（←これ重要）そのワキコットン娘と同じ生理周期になったというのだ。これすげくね？？


でもゴメンそんなことはどうでもよい。

学者が雑談レベルでこんなことを言い出した。
「フェロモンの出所を知ってか知らぬかは別としてアメリカ人は小便をしにトイレに行っても手をほとんど洗わない」

キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー！！

ナメリカンは洗らわね。
＝洗わない手にはフェロモンが付着し女子を吸引する。
そう言ったのだ、学者が。公共電波で。

前から主張している小便して2回に一回洗わない主義けいえぬしー。フェロモン知らずの内に発してました。

みんなチンチンは皮膚だから洗わなくてもOK!
しかもフェロモンが手に付着するらしい。

朝からそんな無駄知識を蓄え、むだに股間をまさってる自分。
やっぱり手を洗ったほうが他人に迷惑かけないんじゃないかと思えてきて手を洗った。