カテゴリ:ゲレンデ
スキー場紹介第5回目は、前4回のどちらかといえば大きなスキー場とは違いこじんまりとしたあだたら高原スキー場。
ゴンドラ1本、リフト4本のスキー場は、別に特筆すべきものなどない。にもかかわらず、97/98シーズン以来、03/04シーズン以外は必ず顔を出して、10日も滑っているかって? それは、このスキー場が妻の実家から車で30分ほどの距離にあるから。 ●アクセス 東北道の二本松ICから山道を20分ほど上ればよいなかなかのアクセス。1~2月は雪道、凍結路になることもあり、そうなると若干神経質な運転が必要となるが、最近はベースまで雪のないことも増えている。 ●ゲレンデ 安達太良山の南斜面に位置し、そもそもはそんなに雪の降る場所ではないここで営業ができるのは降雪機のおかげ。根雪として降雪機の雪を利用しているため、どうしても1月上旬に入るまで満足な雪質は望めず、また地球温暖化の影響か、ゴンドラ山頂から中腹までは1月中旬くらいまで雪がつきにくくなってしまっている。 しかしハイシーズンになれば、もともとの緯度の高さもありそこそこの雪が降ってくれるのもよい。ゴンドラ山頂から中腹までは中級者以上でないと楽しめない斜面構成だがその下はバイオレットラインを利用するブリザードバーン、ブラストバーンがパウダーコースになることも多く、また初級者までは下部サイクロンスラロームかレインボーピステにたまることが多いので、人も少なく、バイオレットラインを使うこの中腹のコースは穴場。 昔ながらの小屋つきシングルリフト、ゴールドラインでアクセスするパウダーバレーは、非圧雪のパウダーコースという触れ込みだが、要は幅狭の谷に落ち込む地形の方斜面なので圧雪車g通れないだけのこと。コースの制約もあってそれほど楽しめるコースではないのが残念。 ゴンドラ山頂駅から、ブラストバーンまでのコースは中級者以上の天国、ハリケーンスラローム上部にはびっしりとこぶが張り付き、サンダーボルト上部は雪も付きにくいほどの急斜面。初級者がエスケープした後が階段状に残ったりとテクニカルなコースにもなっており、すべり応えがある。 反面、飛びを楽しみたいスキーヤーにとってはここは魅力に欠けるスキー場だ。 例年ハリケーンスラローム下部にテーブルトップが1~2基設置されるのみで、そのほかにはサイクロンスラローム下部のコース脇のRで遊ぶくらいしかできない。毎年クロスコースの設置などが取りざたされるがまだ見たことがないということは、実際には設置されていないのだろう。 コースレイアウトとしては上部と下部でかなりのレベルと入れ込みの差がある。4シーズンほど前まではオレンジラインの隣にさらに1枚上のバーンであるブリザードバーンまでアクセスできるリフトが存在したのだが撤去されてしまった。これでコースバリエーションが一気に少なくなってしまったのが残念。 ゲレ食は、山頂のカフェ・ビフロストがこれも4シーズンほど前に閉鎖されてしまい、富士急レストハウス、レストランランデブーの2箇所しかない。かなり混むので昔ながらの席取り風景が見られる。 味はランデブーは多少こじゃれた雰囲気で高い。富士急のはラーメン、どんぶりなどバリエーションはあるが、昔ながらのゲレ食クオリティだ。 どちらモビールがやたらと高いのは大いに不満。 ●ステイ ゲレンデサイドに富士急ホテル、麓には岳温泉の宿があるが、はっきり行ってステイして滑るスキー場ではない。 ●俺の滑走インプレッション ・1999/12/29 ・2000/01/09 ・2000/12/31 ・2001/01/07 ・2002/01/13 ・2003/01/13 ・2005/01/09 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年10月26日 16時43分20秒
コメント(0) | コメントを書く
[ゲレンデ] カテゴリの最新記事
|