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パパ ずっと大好きだよ

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June 19, 2005
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昨日、義妹と話していて、本当は、今日(今では昨日)、子供を一年前に亡くした友達の所へ、お線香をあげに行こうとしていたんだけれど、来て欲しくなさそうだったので行かなかったという話になった。

まだ亡くなったことを信じられず、自分もお線香をあげるのが嫌なんだって。

私、言いました。

「そういう時期ってあるんだよ。私だって、本当は嫌だもの、お線香をあげたり、お墓に行くの。そのことにふれられるより、よく声をかけてくれて、気にかけてもらえたら嬉しいんだよね。まだ落ち着かないんだし、変に思わずにまた声をかけてあげてね」

って。

一時期、友達に会うのが嫌な時があった。そのまま、年賀状だけの付き合いになった親友もいる。

行ってもいいかというメールを無視したこともあった。それでも、遊びに来てくれたり、メールもくれるので前のように今は付き合える友達もいる。

子供たち関係のお母さんは、大体がふれないで、前と変わりなく付き合ってくれてありがたかった。

昔から知っていたり(パパのことも含めて)、連絡を取らないと会えない関係の人は、なんか会いたくなかったの。

今、もう会いたくないのはパパの会社の人と同級生・・・ パパがいないのに、みんなは働いている、パパは会社が好きだったんだよなー、同じ年なのに、パパだけいないとか・・・

ついでに、

「私も元気でいるように見えるだろうけど、生きてるって感じがしないんだよ。笑ってても、心の奥からは笑えないの。半分、まだおかしいかも。前はすぐ泣けたけど、もう人前では泣くことが出来ないのよね。時間が経つと、また違う悲しみがあって」

と、義妹に話してみた。こんな機会がないと、わかってもらえないかと思って。



たまに、パパが亡くなったときのことを思い出す。ついさっきもだ。

いなくなる寸前まで、私と笑って話して、ビールを飲んでご飯を食べたばかりだったのに、どうして突然心臓が止まってしまったんだろうって。

あんな一瞬で逝けちゃうものなのかな・・・ あの時の苦しそうな断末魔のような顔を思い出すと、胸が苦しくなる。そして、どうしても納得出来ないし、まだ受け入れられない。

何がいけなかったんだろう。どんな亡くなり方でも、きっと後悔はあるだろうけれど、私はまだパパの死を受け入れられていないみたい。一生無理かな・・・




私は、パパがいなくなることがずっと怖かった。

それは年々強く思うようになって。

パパが出掛ける時は、絶対玄関で見送って、車も見えなくなるまで見ていて。帰ってくるまで心配で、携帯をずっとかけていたり。車の音がすると、安心してたなー。

ちょっと面倒くさいことがあっても、もしパパがいなくなった時に、絶対後悔するからと、不精な私がパパにはマメだった。

いつも、髪や顔、手足までさわって、パパのこと忘れないようにしようって思ってた。子供たちには悪いけれど、私はあのぬくもりを忘れていない、今でも鮮明だ。

いつもいつも思っていたんだよね。いつか、私の前からいなくなる、手の届かないところに行ってしまうって。

今になって思うと、きっと私の中で、早い別れがわかっていたのかな。

亡くなるちょっと前は、「パパ、私たち、本当に幸せだよね。」って毎日言ってた。「大好きだよ」とも。家計簿にまで書いてあったりして。

もうパパが戻ってきてくれることはないって思えるようになって(遅すぎ?)、今は、私がパパのところへ行く日が楽しみ。毎日、悲しくて寂しくて辛いけど、少しでもまた会える日が近付いているんだよね。

早く会いたいな~。




先日、下の子が言っていた。

「●●(下の子)の先生、お父さんに似てるんだよー♪」

・・・私は、全然似てないと思うんだけど、そんなこと思うんだなー。きっと、私と違って、細かいところなんかの記憶は薄れていっているんだろうね。

下の子は、そんな目で担任の先生をずっと見ているのかしら。

なんか、切ないな・・・








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Last updated  June 19, 2005 05:26:25 PM



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