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2007/11/06(火)23:58

持ち込みのワイン会 浅草編

恒例の持ち込みのワイン会です。11/4は日曜日。いつものお店がお休みなので、浅草の「カリッスィマ」で飲みました。ここは、以前、別のワイン会でお邪魔してます。実は、今週末も、行くんですね、みなさんよろしく。 今回は、いつものY氏、T氏、S氏に加え、先日、ヴィノ・デッラ・パーチェのワイン会でご一緒して、ネット上のイタリアワイン狂BBS等では、旧知の仲であった事が判明したK氏にもご参加いただきました。K氏は、Y氏とT氏とは面識まであるという、類は友を呼ぶと言うか、同じ穴の狢と言うか、蛇の道は蛇と言うか、もうスゴい事になって来ました。 今回、持ち込んだのは Ribolla Gialla 2000 / Gravner Turriga 1990 / Argioras Baloro Bric del Fiasc 1985 / P.Scavino Brunero di Montalcino Ris 1990 / Capanna Baloro Ris Virello 1985 / Vietti リボッラは、史上最高にバランスの良いグラヴネルという感じ。これ、旨いです。ぴったり飲み頃なんでしょうか。ミネラルの骨格はそのままに、柑橘系のドライフルーツのような甘い香りと酸味が素晴らしいです。 トゥッリガの超優良ヴィンテージ。うぁ~、いい香り...と思わず声が出ました。野生の赤い果実や、湿った落ち葉やキノコ、ちょっとゆで小豆っぽい田舎くささも残しつつ、かと思うと、スパイシーな黒い果実と、香るたびに、世界が広がります。若いうちに感じる樽による、とげとげしたエッジも丸く滑らかな舌触りになっています。美味しいなぁ。 ブリック・デル・フィアスクは、僕が持ち込みました。ははは。飲んじゃったよ、フェイさん。 これを飲み始めたのは20時過ぎだと思います。抜栓は、16時にお願いしましたので、4時間経過しましたが、固いですね。グラスに注いで放置しておくと、少しずつ、果実が出てきました。若いんです。1985とは思えない色からも、まだまだ、飲み頃は先のような気がします。ただし、近年の、スカヴィーノのワインのように、樽ががっしりと効いてるワケではなく、とても素直な印象です。実は、1988、1989、1990と持っているんですが(笑)...とうぶんセラーにしまって置かないとなぁ。 ブルネッロも超優良ヴィンテージ。美味しい。1990というエティケッタは、見ているだけで美味しいですが、飲んでも美味しい(笑) トゥッリガもそうでした! このブルネッロはリゼルヴァとは思えない、滑らかさ、飲みやすさです。とても美しくタンニンがとけ込んでいます。シルキーなのに、ベルベットを思わせるふくよかさもあります。 ヴィレッロ1985リゼルヴァ。ヴィエッティの最高キュヴェです。過去に7回しかボトル詰めされていないそうです。旨い...。甘いです。確か、一昨年の暮れ頃に飲んだ、ヴィエッティのカスティリィオーネ1998の感想も「甘い」だったと思います。でも、やっぱりこの果実のボリューム感はカスティリィオーネなんだなぁ...ベルベットの舌触り。タンニンが繊細なのでは無く、それ自体、甘くとけ込んでいます。 スカヴィーノもカスティリオーネの生産者です。フィアスコの畑もどうやらカスティリィオーネにあるようです。ヴィレッロの北側、それほど離れていません。同じ1985でしたが、ヴィエッティの滑らかさに参りました。 今回は、4番バッターがずらりと並んだオーダーでした。どれも、素晴らしいワインでした。イタリアワインを代表するようなワインたちです。次回は、もう少し、肩の力を抜いていきましょう(笑)。 いつもながら、料理の写真を撮る余裕の無いCOMESTAIですが、今回のお店、カリッスィマの料理も素晴らしかったです。来週も、楽しみだなぁ~。

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