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2007/11/12(月)00:07

持ち込みのワイン会 浅草編2

先週に引き続き、浅草「カリッスィマ」です。今週も遅刻してお店に着きました。 持ち込んだワインは、 <写真を撮り忘れてしまいました。この画像はフェイさんからいただきました。ありがとうございます。> Terlan Chardonny 1994 / Terlan Barbera d'Alba Vigna Conti 2005 / Scuola Enologica Alba Camartina 1995 / Querciabella Barolo Cannubi 2000 / E.Pira & Figli Barolo Kiola 1964 / Batasiolo 実は、テルラーノのシャルドネは初めて飲みました。シャルドネ自体、ほとんど飲まないですが、これは、旨いですね。高いだけの事はあります(笑)。色合いも、味わいも金管楽器という感じでしたが、とても穏やかで、バランスのとれた音色でした。前菜の牡蠣との相性も良かったです。 バルベーラは、昨日の日記にも書きましたが、イタリア帰りのKaoritalyさんの手土産です。良いバルベーラが熟成したときに見せる、キノコや湿った落ち葉といった複雑さが既に出ています。ミネラルのバランスの良さでしょうか、若いバルベーラに見られる、酸や果実が突出したところが無くとても上品で、落ち着いています。輸送と移動の直後でしたが、荒れた感じもありませんでした。久しぶりに、美味しいバルベーラ。 カマルティナも、これだけ寝かせたものは初めてです。1995自体は、飲んだ事がありますが、ずいぶん前の話。これは、僕のワイン。美味し~。やや樽がこなれきって無いですが、グラスに注いでおくと、どんどん変化します。95のセパージュはちょっと解りませんが、サンジョヴェーゼのワインですねこれは。美味しい酸がたっぷりあります。それからカベルネっぽいインクや焼いた野菜のようなスモーキーな感じ。丸く健やかな果実。余韻の乾いたタンニンがやや気になる程度で、あとは完璧。牛ほほ肉のラグかな? なんだろ? リガトーネにピッタンコでした。 ピラのバローロは、まだバリックを使う前の(87年だったかな)を1度、それから伝説の94を一度飲んだ事があります。僕の印象は古い方が旨いなぁ...でした。なので、手持ちの1996と1997はしばらく寝かせておくつもりでいましたが...2000年は既に美味しいですね。上品な樽は既に果実と一体となっています。とても奇麗なワイン。カンヌビというと、あくまで品はありながらも、しっかりとしたボディを想像しますが、とてもフェミニンでエレガントです。まさに絹のごとくスルリと滑らかなタンニン。あ~美味しい。これは白トリュフにピッタリと寄り添いました。 このワイン会のテーマです。1964年。会の名前も「蟲の会」に決まりそう。毎回、このヴィンテージが飲めるといいんですが(笑)。というわけで、64バローロ、完璧です。旨~。とても果実が健全で、よくある「煮詰めた」ような状態になってません。若々しいですね。いい~香りです。やや獣臭あり。白トリュフあり。たっぷりとふくよかな酸が、また良いですね~。 このあとにモスカートをもう一本頼んでます。は~、よく飲みました。ちなみに、このモスカート・ダスティが2001ヴィンテージで、ちょっと熟成してる? 旨いんですよめちゃめちゃ! 酔っていたので、生産者に注意を払うなんて事はもちろん出来ませんでしたが。まあ、またカリッスィマに行ったら飲めるからいいけどね(笑)。 Fujikomaruさん、Kumacyujiさん、フェイさん、今回も楽しかったです。

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