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カテゴリ:北陸での太陽光発電
北陸で太陽光発電システムを導入して本当に大丈夫なのでしょうか。北陸の冬はほとんど晴れません。雪が積もれば太陽光パネルは発電しません。どうみても不利ですよね。うちではなんとか元が取れるはずだと考え、2012年の夏に導入しました。当時は、真夏に小さい赤ちゃんが家にいるのにエアコンをつけないわけにはいかないという事情があったのも決めてです。真夏の昼間に堂々とエアコンをつけることに罪悪感を感じないというのがよいところでしょう。また、屋根にパネルを載せることにより屋根が被陰されて室内の温度上昇が緩和されるというのも見落とせないポイントです。真夏のピーク電力の緩和のために貢献することは間違いありません。 選んだのは三菱電機の太陽光パネルです。雪国なので、雪が積もっても大丈夫という点からみると三菱のパネルが一番強いようです。太陽光パネルについては国産ではシャープが有名で、京セラが追随しています。値段では中国産が安いようです。ただ屋根に取り付ける時に金属屋根に穴をあけないで架台をとりつけられるパネルが、主に三菱とシャープでした。ということで三菱の単結晶パネルに決定しました. 太陽光パネルの設置までに屋根の向きや角度から発電量のシミュレーションができます。屋根の向きは真南、勾配の角度は30度ぐらいが理想的です。もちろん、一年中、周囲からの被陰がないことも理想です。うちは東南向きで勾配が20度でした。北陸は午前中が晴れてても午後から雨という天候も多いのでむしろ、東南向きの方がよさそうです。業者からはシミュレーションももらえるのですが、気象庁の日照時間のデータと屋根の向きと角度から計算しているので積雪までは勘定していないようです。ですので、冬の間の発電にはあまり期待しない方がよいかもしれません。 導入した太陽光発電システム太陽電池モジュール 三菱電機 PV-MA2082JS 208.2W 単結晶 対積雪 24枚 4.99KW パワーコンディショナ 三菱電機 PC-PN40G 4.0KW 発電モニタ エコガイドTV PV-DR003H 設置場所 石川県 東南向き 20度 導入した記録 まずは、業者を選びます。あやしい業者は避けたいですね。今の時代だからネットで見積もりをたくさん依頼して条件がよいところを選びます。むちゃくちゃたくさんパネルを載せたりするのはよくありません。積雪の時にパネルから雪が大量に落ちてしまいます。常識的な施工業者を選びましょう。 1 だいたいの見積もりをもらってから、現地調査で電源が設置可能か、屋根の素材などを調べてもらいます。その後、正式な見積もりを作ってもらいます。 2 OKなら業者と契約します。それから補助金申請のために必要な書類を集めます。住民票や印鑑証明や実印が要求されました。だいたいの日取りを決めます。 3 国と自治体に補助金を申請します。これは業者にまかせました。 4 約、半月後に補助金決定通知がハガキで届きます。 5 決定通知が届いたことを業者に通知します。決定通知がないと太陽光パネルは設置できません。 6 業者の都合に併せてパネルを設置してもらいます。うちでは一人の職人さんがやってきて一人で全て設置しました。屋根にパネルを運び上げるエレベーターみたいな装置のために電源が必要です。これは外での仕事なので、家に人がいなくてもかまいません。 7 こんどは電機工事をして太陽光パネルと電線をつなげます。うちでは2人の業者がほぼ丸一日かけておこなっていました。これは家の中の工事なので立ち会いが必要です。 8 電力会社が太陽光パネルと電線との連携をしに着ます。これで発電開始です。ここまで業者に依頼してから約2ヶ月かかっています。 9 発電開始から約1ヶ月後に自治体からの補助金交付確定通知が来て、その1週間後に入金されました。 10 発電開始から約2月半後に国からの補助金交付決定通知が来て、その2週間後に入金されました。 太陽光発電を導入して思ったこと やはり真夏のかんかん照りの時のエアコン使用によるピーク電力を抑える役割は絶大です。真夏にエアコン使用を控えて健康被害を受けるなんてことにならずに済みます。エアコン装備がある家庭や事業所のすべてに必要なだけ太陽光発電システムが備われば、全体的なピーク電力使用量は大幅に減少するはずです。 電気代について 我が家はオール電化です。太陽光発電とオール電化を両方導入することには大変なメリットがあります。夜間の電気代を安くするプランに入っておけば、夜中の安い電気をつかってお湯などを作り、昼間の高い電気は太陽光発電でカバーすることになります。一般家庭でできる電力消費の平準化にもっとも寄与する方策ということにもなります。電気代はどうなったかというと、オール電化導入前の電気+ガスの料金よりも現在は大幅に抑えられています。具体的には、オール電化導入まで真冬は電気+ガスが2万円ほどでしたが、導入後は電気代1万円ぐらいです。さらに太陽光発電の売電の代金も入ってきます。 今後のこと 我が家は2012年に始めたので、1 kwhあたり42円が買い取り価格です。これは個別の家庭で10kW以内のシステムで発電を始めた場合の価格です。これは10年間保証されています。10年後はどうなるか。2022年ごろ、おそらく売電の価格はぐっと下がって20円/kwh以下になるでしょう。そのころには蓄電池の価格が下がっている可能性があります。今は、十分な量を貯めようとすると、蓄電池は百万円以上かかります。なのでスマートホームは現実的ではないです。しかし、2022年ならどうでしょうか。蓄電池が数十万円にまでなれば、昼間の余った太陽光発電を各家庭で貯めて朝夕に使うことができるようになるかもしれません。期待しています。
![]() 【非常用電源】【蓄電池】【防災】家庭用蓄電システム ミニ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年12月07日 12時27分33秒
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