2011/08/05(金)18:21
「九州国立博物館」へ行って来ました。
九州新幹線全線開通記念として、九州国立博物館(以下、九博)で「特別展・よみがえる国宝-守り伝える日本の美-」と「斉明天皇と飛鳥展」を半日かけて、楽しんで来ました。まずは特別展から~
国宝が11件、重要文化財18件もの日本の宝が、一気に見られるなんて、滅多にないことだし、保存や修復の技術も知りたかったのでぜひ行こうと思っていました。実際は、前期後期に分かれるので一気には無理でしたが、それでもかなりの見ごたえでした。良かったです。
行きも帰りも「さくら」で。新幹線も九博も週末は多いと思い、今日に。でもどちらも結構な賑わいで驚きました。やはり考えることは一緒なのでしょうね。夏休みですもんね。九博は、2回目で夏は、初めてです。
国の宝として、美しい姿のままで、受け継がれて来た全てのモノは、古くから人の手による保存・修理・模造と、高度な技術によって伝えられて来ました。例えば「虫干し」や「掃除」は、千年にもわたる文化財保存の基本中の基本だそう。高い保存修理技術。映像もありました。
最近のCTスキャンで見えた、昔の修復の技。分解しなくても、仏様の内部まで映し見えたもの。仏様もさぞや驚かれたでしょう。遠目でしか見たことのない、正倉院。原寸の中央部が作られてあり、感動しました。
模造や模写の優品もありました。これだと本物のそっくりで本物の代わりに、あちこちに出品することも出来て良いですね。蒔絵箱の試作品が飾られていました。なんと発泡スチロールで作られていましたが、全然そんな風には見えません。とても驚きました。ずっと驚きの連続でした。
九博のホームページに少々ですが、作品が紹介されています。ぜひ読んでみて下さい。とても良いです。2時間程かけてじっくり見たので疲れてしまいましたが、とても満足しました。そしてすぐ「斉明天皇~」のをと、エスカレーターで4階へ。こちらには、国宝の「万葉集」が見られるそう。
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